中卒は人生詰んだ？んなわけないだろ。

このようなお悩みにお答えしていきます。

はじめまして、元ニートのゆうやです。

僕は20代で6度の転職を経験しており、うつ病も経験しています。

このような経歴の僕が「中卒は人生詰んだのか？」という疑問にお答えします。

では前置きはここまでにして本題に入ります。

【前提】“人生詰んだ”とは、どのような状態なのか

“詰んだ”とは問題を解決する手段がなく、諦めるしかない状態のことを言います。

なので中卒が人生詰んだと考えるのは間違っています。

なぜなら冒頭で言ったように、中卒でもJAICを使えば優良企業に就職できるからです。

中卒が人生詰んだと言われる理由

以下のとおりです。

仕事の選択肢が少ない

多くの企業は、高卒以上や大卒以上の応募条件を設定しています。

なので中卒は仕事の選択肢が少ないです。

• 肉体労働
• NHKの集金係
• スーパーやコンビニのレジ打ち

これらの仕事を否定するわけではありませんが、人気のない仕事の1つです。

このような背景から、中卒は人生詰んだと言われます。

正社員になれる人が少ない

中卒から正社員になる人の割合は35.4%です。

最終学歴	若年労働者を100とした際の正社員の割合
中学卒	35.4％
高校卒	56.3%
専修学校卒	66.6%
高専・短大卒	66.2%
大学卒	80.9%
大学院卒	84.3%

なので中卒は人生詰んだと言われます。

フリーターが人生詰む理由は以下でまとめています。

中卒向けの求人が少ない

以下の表は令和3年における、高卒と中卒向けの求人数をまとめたものです。

学歴	求人数	求職者数	就職内定率
高卒	約39万件	約13.5万人	99.2％
中卒	1,085件	304人	87.5％

中卒向けの求人は1,085件しかありません。

以上のことから、中卒は人生詰んだと言われます。

収入が少ない

中卒の年収は高卒・大卒と比べて低いです。

最終学歴	男女計	男	女
中卒	約393万9,500円	約423万9,700円	約288万100円
高卒	約430万7,400円	約478万7,400円	約326万3,100円
大卒	約581万5,000円	約631万400円	約454万3,000円

中卒と大卒では約200万円の年収差があります。

生涯年収が少ない

また生涯賃金（退職金を含まない）にも大きな差があることがわかっています。

最終学歴	男	女
中卒	1億9000万円	1億5000万円
高卒	2億1000万円	1億5000万円
高専・短大卒	2億1000万円	1億7000万円
大学・大学院卒	2億6000万円	2億1000万円

大卒と中卒を比べると7,000万円の差がありますね。

なので中卒は人生詰んだと言われます。

恋愛で不利になる

PRESIDENT Online（プレジデントオンライン）が男女1017人に「結婚相手に求める学歴」を調査しました。

すると男性の36.8%が大卒を理想とし、女性の43％が大卒を理想の学歴としていることが明らかになりました。

なので中卒は恋愛で不利になると言えます。

仕事が続きにくい

厚生労働省の令和2年度（2020年度）のデータによれば、中卒55%、高卒36.9%、大卒31.2%が新卒で入社して3年以内に離職しています。

中卒がすぐに仕事を辞める理由は、ブラック企業にしか就職できないからです。

中卒が仕事を長続きさせるには、JAICを利用してホワイト企業を紹介してもらうしかありません。

中卒が詰んだ人生を逆転する方法

中卒が人生を逆転する方法は以下のとおりです。

中小企業で結果を出す

中小企業は学歴をあまり重視しません。

なので中卒でも入社するチャンスがあります。

そこで結果を出せば、大企業に転職することもできます。

中卒の就職に強いエージェントを使う

中卒の就職率は35.4%しかありません。

なので普通に就活しても失敗する可能性が高いです。

そこでオススメしたいのが中卒の就職に強いエージェントを使うことです。

JAICはニートやフリーターの就職に特化しているにもかかわらず就職率は81.1%です。

JAICは全ての中卒にオススメしたいエージェントです。

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完全無料で利用できます。

キャリアコーチングを受ける

キャリアコーチングは人生版のライザップみたいなものです。

利用することで年収アップや理想の人生を手に入れられます。

僕はポジウィルキャリアというサービスを利用しました。

高卒認定試験に合格する

高卒認定試験に合格すると高卒として認められます。

合格すれば、高卒と同じように専門学校や大学へ進学できます。

試験は年2回、8月と11月に実施されており、満16歳以上の人が受けられます。

試験日程	年2回（8月・11月）実施
受験資格	受験する年度の3月31日までに満16歳になる人。 高校を中退した人、現在不登校の人や、外国籍の人でも受験できる。
合格のメリット	大学や専門学校に進学したり、高卒でないと受けられない資格試験や入社試験を受けられる。

高卒認定試験の受験科目は以下のとおり。

必須科目	「国語」「世界史」「数学」「英語」
選択科目	・「日本史」か「地理」どちらか1科目 ・「現代社会」1科目を選ぶか「政治経済・倫理」の2科目を受験 ・「科学と人間生活」を選ぶ場合「物理・化学・生物・地学」のうち1科目を受験。 　「科学と人間生活」を選ばない場合「物理」「化学」「生物」「地学」のうち3科目を受験。
出題範囲	中学1年〜高校1年生まで
合格率	40〜50％程度

資格を取る

取得する資格によっては就活が有利になります。

たとえば以下の資格は就職に有利です。

• 日商簿記検定
• MOS
• 宅建
• 調理師免許
• 行政書士
• ITパスポート
• 国内旅行業務取扱管理者
• 介護職員初任者研修
• ファイナンシャルプランナー
• 中小企業診断士

それぞれの資格の特徴は以下のとおりです。

日商簿記検定

日商簿記を持っていると、事務職や経理、総務への就職がしやすくなります。

似た資格として、全商簿記がありますが、就活で評価されやすいのは日商簿記なので間違って受験しないよう注意です。

MOS

MOSとは「マイクロソフト　オフィス　スペシャリスト」の頭文字を取ったもので、WordやExcelなどのソフトを使いこなせることを証明する資格。

これらのソフトは会社員なら誰もが一度は使うものなので、取得しておいて損しないスキルの1つです。

宅建

宅建は「宅地建物取引士資格試験」の略。

不動産営業をしたい方にオススメの資格です。

過去10年間の宅建の合格率は約15～18％（令和４年度試験は17.0％）。

難易度が高い資格ですが、合格すれば中卒でも就活を有利に進められます。

中卒から高年収を目指したい方にオススメの資格です。

調理師免許

調理師免許を取得することで、飲食店で採用されやすくなったり、給与が高くなるメリットがあります。

調理師免許を取得する方法は以下の2つ。

中卒でも2年以上の調理経験があれば、試験を受けられます。

1. 各都道府県が指定する調理師学校（養成施設）を卒業する
2. 飲食店などで2年以上調理の実務経験を積み、調理師試験に合格する

飲食業界は学歴がなくても、実力があれば上を目指せる世界です。

料理が好きな人は目指してみると良いでしょう。

行政書士

行政書士は、官公署に提出する書類を、依頼者に代わって提出したり、手続きするのが主な仕事です。

平均年収は400万円と平均的な金額ですが、独立開業できるのが行政書士の魅力です。

試験の合格率は10％前後と、やや難易度が高いですが、独立開業すれば年収1,000万円も狙えます。

ITパスポート

今の時代、どの会社もパソコンを使って仕事をするので、取っておいて損しない資格です。

ITエンジニアは学歴関係なく、やる気さえあれば上を目指せる世界。

僕の友人も中卒からITエンジニアになり、年収700万円になっています。

以下のサービスは無料でITエンジニアを目指せるサービスです。

国内旅行業務取扱管理者

国内旅行業務取扱管理者とは、旅行に関するさまざまな知識や専門的な技術を持っていることを証明できる資格。

取得すれば、旅行業界への就職で有利になり、収入アップも期待できます。

試験の合格率は毎年4割前後となっており、 2022年度（令和4年度）試験の合格率は34.9%。

しっかり勉強すれば合格できます。

旅行好きな方は目指してみてると良いですよ。

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、介護の基礎から応用まで学ぶことができる資格。

取得することで、全国各地の施設や事業所で働けるようになります。

仕事だけでなく、家族の介護にも役立ちます。

今の日本は少子高齢化が進んでおり、厚労省の発表によれば2025年までに約245万人の介護職員が必要です。

なので介護職員初任者研修を取得しておけば職には困りません。

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー(FP)は、年金、保険、投資、税制、生活設計などに関する専門知識を生かして、主に個人の資産運用に関する相談に応じる専門家です。

https://mynavi-agent.jp/finance/jobindex/08.html

 賃金構造基本統計調査によれば、ファイナンシャルプランナーが多く勤めている金融保険業の平均年収は584万円。

この金額は国民の平均年収461万円（※）よりも多いです。

※参照：国税庁「平均給与」

中小企業診断士

中小企業診断士とは、中小企業の経営に関するコンサルティングや経営改善計画書・経営診断書を作成することです。

またセミナーなどで専門知識を発信する人もいます。

習得した資格は、経営コンサルタントや会計事務所、税理士事務所で活かすことができます。

令和4年度の合格率は28.9%。

ややハードルが高い資格ですが、取得できれば就活を有利に進めることができます。

筋トレをする

年収750万円以上と300万円以下の人とでは、運動回数に2倍の差があります。

参照：STUDY HACKER 

こりゃあ中卒が高卒や大卒に勝つためには、筋トレするしかないですよね。

あるいは思いきって運動を仕事にするのもいいかもです。

WLEXPO仕事ナビではスポーツに関連した仕事がたくさん紹介されているので参考にしてみるといいですよ。

派遣や契約社員、アルバイトから正社員を目指す

先に説明しましたが、中卒が正社員になれる割合はわずか35.4%です。

なのでいったん派遣や契約社員、フリーターとして働き、正社員登用を目指すのもアリです。

公務員を目指す

中卒でも公務員になれることを知っていましたか？

簡単な道のりではありませんが、努力しだいで学歴のハンデを乗り越えられます。

国家公務員の平均年収は約677万円で、中卒の平均年収約393万円を大きく上回っています。

参照：人事院 令和4年国家公務員給与等実態調査の結果

ただし公務員の年収は働くエリアによって変わるので注意。

中卒は人生詰んだ？んなわけないだろ。《まとめ》

普通に過ごしていたら、中卒の人生は詰んだままです。

なぜなら中卒の就職率は35.4%だからです。

しかし本記事でお伝えしたとおり、JAIC（ジェイック）を利用すれば就職率が81.1%です。

ニートだった僕もJAICのおかげでホワイト企業に就職できました。

利用は無料ですし、しつこい勧誘もないので、相談だけでもしてみるといいですよ。

というわけで以上です。