配管工は辞めとけ?向いている人の特徴を元配管工(設備屋)が解説
配管工きついなあ…。まじ辞めたい。
このようなお悩みにお答えしていきます。
はじめまして元配管工のゆうやです。
僕は25歳で配管工の世界に未経験で飛び込みましたが、わずか4ヶ月で退職しました。
あなたには僕と同じような思いをしてほしくないので、配管工は辞めとけって人の特徴を解説します。
この記事を読めば、配管工になって後悔せずに済みますよ。
配管工は素晴らしい仕事ですが、歳をとるにつれて体力がキツくなるので辞めた方がいいです。
配管工から転職したいならジェイックと第二新卒エージェントneoを利用するといいですよ。
ジェイックと第二新卒エージェントneoは学歴・経歴不問で利用でき、配管工のような肉体労働をしている人でもデスクワークに転職できます。
僕が配管工から転職できたのも、ジェイックと第二新卒エージェントneoが手厚いサポートをしてくれたからです。
デスクワークなら暑い日や寒い日にシンドイ思いをせずに済みます。
20代〜30代なら配管工から転職できるので、相談だけでもしてみるといいですよ。
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では前置きはここまでにして本題に入ります。
配管工は辞めとけって人の特徴【元配管工が語る】
では独断と偏見で配管工は辞めとけって人の特徴を解説していきます。
人見知りな人
配管工の世界には若い世代が少なく、40代以降の世代が多いです。
またお客さんや現場の職人とも接する機会が多いため、コミュニケーション能力が求められます。
なので人見知りな人は配管工にならない方がいいです。
打たれ弱い人
配管工の世界はオラオラ系の人が多いので、ミスをすると怒鳴られることが多いです。
このため打たれ弱い人は、すぐに心が折れてしまい辞めたくなるでしょう。
たとえば僕が配管工だったときは、親方から「あれ持ってきて」と言われて「あれってなんですか?」って聞いたらブチギレられました。
酒タバコが好きではない人
僕が配管工だったときは、周りに酒とタバコが好きな人が多かったです。
僕はタバコが大嫌いなので、目の前でタバコを吸われるだけでストレスでした。
暗記が苦手な人
暗記が苦手な人も配管工には向いてないでしょう。
というのも配管工の仕事では、いろいろな道具を使うことになるからです。
たとえばモンキー(モンキーレンチの略)やパイプレンチ、パッキン、バルブ、自力弁、トラップ、ドレン、呼び水など…専門用語が多いからです。
そして親方は当たり前のように「あれ持ってきて」と雑な指示を出し、間違えたら怒鳴られます。
なので暗記が苦手な人は、配管工にならない方がいいです。
体力に自信がない人
配管工の仕事は、肉体労働かつ季節や天気に関係なく外で仕事するので体力がない人には厳しいです。
僕は小学校〜大学までスポーツをしていましたが、配管工の仕事はスポーツとは違うキツさがありました。
もし配管工になりたいなら、今のうちに体力をつけておくことをオススメします。
1人の時間が好きな人
1人の時間が好きな人には配管工は向いてません。
なぜなら配管工の休憩は、作業員と一緒にタバコやコーヒーを飲みながら過ごすからです。
僕は1人の時間が好きなので、かなり苦痛でした。
キレイ好きな人
配管工の仕事は汚れ仕事です。
トイレの配管が詰まったらトイレに手を突っ込むこともありますからね。
狭い場所が苦手な人
配管工の仕事では、地下に潜ることも多いです。
かなり狭い場所で作業することになるので、狭い場所が苦手な人は辞めた方がいいです。
高収入を求める人
求人ボックスによれば配管工の平均年収は405万円で、日本の平均年収461万円よりも低いです。
僕が配管工だったときの手取りなんて14万円でしたからね。
今思えば、手取り14万円でよくあんなキツい仕事してたなぁ…と思います。
配管工は辞めとけと言われる理由
「配管工 辞めとけ」というキーワードは月に260回検索されています。
その理由を解説します。
深刻な人手不足
建設業就業者数は、1997年(685万人)をピークとして減少が続いています。
2022年は479万人まで減少。そのうち建設技能者はピーク時の65.7%である305万人にまで減少しています。
にもかかわらず、建設業の仕事は増える一方なので、1人にかかる負担は増え続けています。
若い人材が定着しない
建設業における新規学卒者の3年目までの離職率は、製造業と比べても高く、高卒で約1.8倍、大卒で約1.6倍高い状況です。
高齢化が進んでいる
建設業で働く55歳以上は約36%なのに対し、29歳以下は約12%しかいません。(2022年時点)
おそらく20代が建設業に就職しても周りに同年代がいないため、あまり馴染めず3年以内に退職するのでしょう。
辞める人が多い
下記のグラフを見てわかるように建設業は就職する人より転職する人の方が多いです。(2022年時点)
辞める人が多いことから、建設業がいかに大変かわかりますよね。
長時間労働
建設業の年間労働時間は1,986時間で、他の産業よりも約300時間多く働いています。
長時間労働なのに平均年収は国内平均を下回っているわけですから、そりゃ配管工は辞めとけと言われますよね。
労働災害が多い
建設業は危険作業が多いため、労働災害の数も多いです。
長時間労働かつ低収入、にもかかわらず労働災害が多いわけですから、割りに合ってないですよね。
そりゃ配管工は辞めとけって言われますよね…。
配管工が向いている人
モノ作りが好きな人
配管工の仕事では壊れたパイプの交換や加工はもちろん、エアコンや洗面台、洋式トイレの設置もおこないます。
なのでモノ作りが好きな人には向いてますよ。
手に職をつけたい人
配管工は水道やガスといったインフラを整備するので、一度スキルを身につければ食いっぱぐれません。
僕の知人は逮捕歴があるのですが、配管工として高いスキルがあったで、出所してすぐに就職先が見つかってました。
なので手に職をつけたい人は配管工が向いてますよ。
学歴の関係ない世界で働きたい人
配管工は学歴関係なく、やる気と健康な身体さえあれば、誰でもなれます。
たとえば僕の親方は中卒ですが、ピーク時には月に100万円稼いぐほどの実力者だったとか。
裏を返せばアップダウンの激しい業界なので、安定した収入を求める人には向いてません。
場所にしばられず働きたい人
配管工の仕事は、日本全国どこにでもあるので、場所にとらわれず働けます。
僕の知人は北海道や千葉県、鹿児島県など色々なエリアで仕事してました、
手先が器用な人
配管工は狭い場所で何時間も作業するので、手先が器用な人に向いてます。
ただし手先が器用でも、太ってると狭い場所に入ることすらできないので要注意。
結論:あなたが20代なら配管工は辞めとけ
20代なら配管工は辞めとけと言う理由を説明します。
理由①歳を取ってからでもなれる
先に説明しましたが、建設業は高齢化が進んでいるので30〜40代でも未経験から入社できることが多いです。
なので20代のうちに建設業でキャリアを歩むのは少しもったいないです。
20代であればIT業界も未経験で雇ってくれるので、そっちを狙った方が高収入かつホワイトな働き方ができます。
20代なら無料で利用できるプログラミングスクールもありますしね。
理由②20代は未経験分野に挑戦できる
20代は未経験分野に挑戦できる貴重な期間です。
配管工もすばらしい仕事ですが、配管工として働くのは30代になってからでも遅くないです。
本当に配管工をやりたいなら話は別ですが、少しでも配管工の仕事に不満を抱えているなら20代のうちに転職した方がいいです。
理由③働き方が古い
配管工として働く20代は少ないため、いまだに働き方が古い現場が多いです。
たとえば本人が気が付かないうちにパワハラをしていることもあるし、休日出勤やサービス残業も多いです。
こんな働き方だと、いくら配管工の仕事にやりがいを感じていても長続きしません。
少しずつ働き方が改善されてはいますが、まだまだ時間がかかるので20代のうちに転職したほうがいいです。
配管工として頑張りたい人へ
ここまで配管工のネガティブな面ばかりを説明しましたが、これからも配管工を続けたい人もいるでしょう。
ここではそんな方に向けて、配管工としてレベルアップする方法を紹介していきます。
インターネットや書籍で勉強する
今の時代はインターネットや書籍でなんでも勉強できる時代です。
なので配管工の仕事をしている中でわからないことがあれば、すぐにインターネットや書籍で調べるクセをつけておけば、日々成長を実感できるでしょう。
資格を取る
配管工は無資格でも働けますが、持っておくと有利になる資格があるので紹介します。
実務経験がないと受験できない資格もありますが、持っていると昇給や昇進、転職で有利になりますよ。
配管工を辞めたい人が取るべきアクションプラン
3年は頑張ってみる
あなたが配管工として働いて3年経っていないなら、最低でも3年は頑張ってみることをオススメします。
なぜなら3年経てば職歴として評価され、転職しやすくなるからです。
反対に3年経たずに転職してしまうと、短期離職として扱われてしまい転職活動で不利になりやすいです。
もちろん仕事のストレスで病気になるくらいなら辞めた方がいいですが、なんとなく辞めたいな〜くらいの気持ちならもう少し頑張ってみるといいですよ。
僕は配管工の仕事を4ヶ月で辞めているので人のことは言えませんが(笑)
今すぐ辞めるのもアリ
どうしても配管工の仕事が辛いなら「辞めるんです」のような退職代行を使ってみるといいかもです。
退職代行「辞めるんです」は弁護士監修なのでトラブルも起きませんし、料金の支払いは退職が決まってからでOK。
配管工の社長や親方は怖い人が多いので、退職を伝えたら何をされるかわかりませんし、退職代行を使って逃げるのがベターかと。
とはいえ仕事を辞めたら生活できない人もいるでしょう。そんな人はリゾートバイトしてみるのもいいですよ。
リゾートバイトなら寮費や水道光熱費がタダなので、仕事を辞めたあとの生活も安心です。
自分に向いてる仕事を知る
配管工を辞めたいと思うことは良いことです。
なぜなら配管工は自分に向いてないことがわかって、2度と同じ失敗をせずに済むから。
ただし次の職場を選ぶときは慎重になる必要があります。何度も転職するとロクなことがありませんからね。
なのでASSIGNやミイダスといった自己診断ツールを使って、自分に向いてる仕事を理解したうえで転職先を探すといいですよ。
これらのツールを使えば、自分でも気付いていなかった可能性が見えることもあるし、暇な時に利用してみるといいです。
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第三者からアドバイスをもらう
配管工を辞めたいけど決心できずにいる人は第三者のアドバイスをもらうといいかもです。
親や友人、恋人からアドバイスをもらうのもいいですが、ポジウィルキャリアに相談するのが最も効果的です。
ポジウィルキャリアは仕事や人生の悩みを相談できるサービスで、20〜30代の相談実績No. 1です。
20代や30代が抱えがちな悩みに強いので、あなたの抱える悩みにも寄り添ってくれるはずですよ。
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転職する
転職するのも1つの手です。
もし転職するならフミダスやジェイック、第二新卒エージェントneoを利用するといいですよ。
とくにフミダスは製造業を経験しているコンサルタントが在籍しているので、建設業である配管工の気持ちをよくわかってくれます。
僕が配管工から転職しようか迷っているとき、フミダスのコンサルタントが親身に相談に乗ってくれたのは今でも忘れられません。
もしあなたが配管工から転職したいなら、フミダスに相談してみるといいですよ。
まとめ:配管工は辞めとけ?向いてる人の特徴を元配管工(設備屋)が解説
最後にサラッとまとめます。
配管工は辞めとけって人の特徴
配管工が向いてる人の特徴
どんな仕事にも向き不向きがありますから、配管工が向いてなかったとしても落ち込む必要はありません。
20代、30代なら未経験分野にも転職できますし、配管工が向いてないとわかっただけでも大きな収穫ですよ。
というわけで今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。