逃げ癖のあるクズだけど質問ある?【楽な方に逃げる人生も悪くないよ】
逃げ癖があるクズだから、仕事もアルバイトも長続きせずニートをやっている…。
楽な方に逃げる人生じゃダメなのはわかってるんだけど…。
どうしたら逃げ癖を治せるのかな?
このようなお悩みにお答えしていきます。
はじめまして、ゆうやです。
まずは簡単に自己紹介させてください。
警察官として約2年勤務するも適応障害で退職し、1年間の引きこもりと2年間のニートを経験。
ニート,フリーター,契約社員,派遣、すべての業種を経験。
メンタルが弱く、逃げ癖があるため26歳で転職を5回経験。
しかし現在は転職エージェントのおかげで、念願のホワイト企業へ転職を成功。
【2024年11月22日現在】このサイトからの転職成功者は100名を超えており、アクセス数は1万を超える。
以上のプロフィールを見てわかるとおり、ボクは逃げ癖のあるクズです。
しかし結論から言うと、逃げ癖は治さなくても良いです。
もちろん治したほうが良い逃げ癖もありますが、ほとんどの逃げ癖は治さなくて大丈夫。
この記事では逃げ癖のメリット・デメリットを説明しているので、あなたの逃げ癖が治すべきものなのか判断する材料として利用してください。
記事後半には逃げ癖を治す方法も解説しているので、ぜひ最後までご覧になってみてください。
逃げ癖を治さなくても良い理由(メリット)
まず初めに、逃げ癖を治さなくても良い理由を解説します。
- 仕事を早く終わらせることができる。
- 成功者になれる
- メンタルを壊さずに済む
①仕事を早く終わらせることができる。
逃げ癖のある人は仕事を早く終わらせることができます。
なぜなら『職場から早く逃げ出して、家に帰りたい』というモチベーションが強いからです。
いっぽう家に帰ってもやることがない人は、ダラダラ残業しています。
このように逃げ癖は、使い方しだいで強力な武器になります。ですのでムリに逃げ癖を治そうとしなくてもOKです。
②成功者になれる
2つ目の理由は「成功者になれる」ということです。
と思われるかもですが、そんなことはありません。
なぜなら好きなことをしているときは、努力を努力と感じないからです。
たとえばあなたがゲーム好きだとして、ゲームしている時間を努力だと感じますか?
感じませんよね?
これと同じで、成功者は好きなことを仕事にしているので、仕事を苦痛だと感じません。
そして逃げ癖がある人は、嫌なことから逃げるセンサーが敏感なので、好きなことを仕事にできる可能性がアップします。
つまり成功者になれる確率が高いということになります。
③メンタルを壊さずに済む
3つ目の理由は「メンタルを壊さずに済む」ということです。
なぜなら嫌なことや恐怖を感じることから逃げなければ、死んでしまうリスクがあるからです。
たとえば人間は、ライオンと遭遇したときに逃げないと食べられてしまいますよね?
だから逃げ癖は悪いことではありません。むしろ人間は逃げ癖があるから繁栄できました。
なので、逃げ癖をムリに治そうとする必要はありません。
ただし逃げ癖のなかにも治すべき逃げ癖があるので、以下で説明していきますね。
治した方がいい逃げ癖3つ
ここまでの内容では、治さなくてもいい逃げ癖について解説しました。
ですが治した方がいい逃げ癖も存在します。
①失敗から逃げる
『失敗から逃げる』タイプの逃げ癖は治した方が良いです。
なぜなら、人生で失敗しない方法など存在しないからです。
むしろ失敗を恐れてプレーをしていると、思い切ってプレーができず良いプレーができません。
『大切なのは失敗しないこと』ではなく、『失敗から何を学ぶのか』ということです。
②逃げることから逃げる
ちょっと哲学的ですが、”逃げることから逃げるタイプ”の逃げ癖も治した方がいいです。
『逃げることから逃げる』人は、『逃げること=良くないこと』と考えてしまうので、自分を必要以上に責めてしまいます。
たとえば『失敗して逃げるのは恥ずかしいから、家に引きこもっていた方がいい…』と考えたりです。
『逃げ癖=悪』
『逃げ癖がある人生の末路はやばいんじゃないの?』と思われるかもですが、人生はそう簡単に終わりません。
ボクが逃げ癖のあるクズだった頃のエピソードは下記の記事からどうぞ。
③現実から逃げる
3つ目は「現実から逃げる」ことです。
例えばボクの場合は1年間引きこもっていた時期は
- 『自分はもうダメだ』
- 『25歳でニートなんてクズだ』
- 『大卒でニートなんてクソだ』
と思っていました。
ですがこれは、現実から逃げている状態だと言えます。
なぜなら『引きこもりがクソ』『逃げ癖がクズ』というのは妄想だからです。
わかりやすく言うと『逃げ癖』があることは『事実』ですが、『クズ』というのはあなたの『妄想』です。
なぜなら『逃げ癖』がある人のなかにも、『次は頑張ろう!』と前向きに考えられる人もいるからです。
逃げ癖があるクズの特徴とは?
逃げ癖がクズには特徴があります。
この特徴を理解し、改善することができれば、逃げ癖のあるクズニートを抜け出すことができます。
というわけでこの章では、逃げ癖のあるクズニートの特徴についてまとめます。
特徴①:完璧主義
完璧主義な人は、逃げ癖のあるクズになりやすいです。
理由はなんでも完璧にしたいと考えてしまうため、小さなミスが気になってしまうからです。
いっぽう『最低でも50点取れればOK』という考えなら、ラクな気持ちでテストを受けることができます。
これと同じように完璧主義の人は、人生のあらゆることを完璧にこなそうとします。
そして小さな失敗が怖くなって、挑戦することから逃げてしまいます。
特徴②:自分にキビシイ
自分にキビシイ人も、逃げ癖のあるクズになりやすいです。
なぜなら、
失敗する→自分を責める→自信をなくす→やる気をなくす→挑戦しなくなる→逃げる。
という負のループになってしまうからです。
特徴③:自分に自信がない
自分に自信がない人も、逃げ癖のあるクズになりやすいです。
なぜなら、
自分に自信がない→困難にぶつかる→心が折れる→挑戦しなくなる、
といった負のループになってしまうからです。とはいえ自分に自信を持つのはムズカシイことです。
なので、自分に自信がない人は『どうやったら自信を持てるのか?』ということを明確にしましょう。
たとえば、ルックスにコンプレックスがあるならダイエットをしてみるなどです。
このように自分のニガテやコンプレックスを理解すれば、改善するためのアクションを起こすことができます。
自分のコンプレックスと向き合うのはツラいですが、前に進むためには通らなければいけない道です。
逃げ癖があるクズを卒業するには?
この章では逃げ癖を治す方法を紹介していきます。
方法①:何から逃げたいのか?を明確にする
逃げ癖がある人のなかには、『自分がなにがイヤで、何から逃げたいのか』わかっていない人がいます。
たとえばダイエットをするとき「運動がイヤ」なのか「食事制限をするのがイヤ」なのかわかっていなければ、ダイエットそのものをイヤになってしまいます。
ですのでダイエットの何がイヤなのかを明確にさせます。
もし運動がイヤなら日常の中で階段をつかったり、いつもよりも食べる量を減らして運動しなくて済むようにすれば、運動をしなくて済みます。
このように、自分が何から逃げたいのかを明確にすればとるべき行動がわかるので、逃げ癖を治すことができるでしょう。
方法②:人間の脳の仕組みを理解する
人は新しいことに挑戦するのがニガテな生き物だとされています。
なぜならボクたちの祖先が狩をしていた時代は、知らない土地に行くと敵におそわれて命を失ってしまうリスクがあったからです。
たとえば就職活動をしようとするときに、不安や恐怖を感じませんか?
これはあなたのメンタルが弱いから不安や恐怖を感じるわけではなく、脳の仕組みによるものです。
この脳の仕組みに打ち勝つには、自分が何に対して不安・恐怖を感じているのかを明確にすると良いです。
たとえば、就職活動をするときに不安・恐怖を感じる人は、
などのように、思い浮かんだ不安・恐怖を紙やスマホに書き出してみましょう。
このように不安・恐怖を「見える化」することで、リラックス効果があるとも言われています。
また自分の抱えている不安・恐怖を紙やスマホに書き出すことで、自分の悩みが意外と小さいことに気が付くこともできます。
方法③:小さいことから始める
たとえばニートを卒業しようとするとき、いきなり履歴書の作成・面接対策をするのはハードルが高いので逃げ癖が発動しそうになります。
たとえるなら部屋の掃除は始めるまでメンドウですが、いざ始めてみるとあっさり終わってしまうようなものです。
部屋の掃除と同じで、何かを始めようとするときはいきなり大きいことをしようとするのではなく、小さなことから手をつけてみると良いですよ。
方法④:小さな成功体験を積み重ねる
逃げ癖がある人は、何でもいいので1つの物事をやりとげる経験をしましょう。
たとえばダイエットを成功させた経験がある人は『ダイエットを成功させたんだから、別のことも頑張れるはず』という気持ちになり、どんどん成長していきます。
なので何でも良いので『これは頑張った』と思える体験をしましょう。
歯磨きすることに対して「ツラい」「楽しい」と思わないのと一緒で、努力も習慣になれば何も感じなくなります。
人間は『66日おなじことを続けると習慣化しやすい』と言われています。
なのでシンドイことも66日だけは継続すると決めて頑張ってください。
まとめ:逃げ癖のクズは抜け出せる
逃げ癖がある人が全員クズとは限りませんが、逃げ癖があることで人生はハードモードになります。
ですので逃げ癖は、人生の早いうちに治しておくことをオススメします。
- 方法①:何から逃げたいのか?を明確にする
- 方法②:人間の脳の仕組みを理解する
- 方法③:小さいことから始める
- 方法④:小さな成功体験を積み重ねる
逃げ癖を直すのは難しいと感じるかもしれません。『やっぱり自分はクズ人間だ…』と自信をなくすこともあるでしょう。
しかし初めから完璧な人間など存在しません。エンゼルスの大谷翔平だって、プロ1年目のときは批判されてばかりでした。
※ボクの経歴について語ると長くなってしまうので、くわしく知りたい方は下記の記事をご覧になってください。
このように逃げ癖があったクズニートのボクですら、今は正社員として働くことができていますし、転職で得た経験をあなたに届けることができています。
だからボクは”人間はいつでも変わることができる”ということを強く主張します。
今のあなたが逃げ癖のあるクズなのは、過去のあなたが逃げ続けるという選択をしてきただけです。
だから未来のあなたが、逃げ癖のあるクズになるかどうかは今のあなたの選択で変わります。
逃げ癖を治したいと思うのであれば、今この瞬間からの選択を変えていく必要があります。
焦らずに今の自分ができる小さなことから積み重ねていきましょう。人生で一番若い日は今です。
それでは以上で今回の内容を終わります。
この記事があなたのお役に立てたら嬉しいです。