【仕事辞めてもなんとかならない】20代ならなんとかなるは嘘
『20代なら次の仕事を決めないで辞めてもなんとなかなる』
なぜならボクは20代で次の仕事を決めずに退職し続けた結果、5度の転職をするハメになったからです。
なので『20代なら仕事を辞めてもなんとかなる』という言葉を鵜呑みにするのはキケンです。
本記事では20代で5度の転職をしたボクが、仕事を辞めてもなんとかならなかった理由を解説していきます。
20代で5度の転職を経験したボクの失敗談をすべてお伝えしていくので、「仕事辞めようかな」と考えている人は参考にしてみてください。
【仕事辞めてもなんとかならない】20代ならなんとかなるは嘘
仕事を辞めてもなんとかならない理由は以下のとおりです。
転職してもクソ上司はいる
仕事を辞めてもなんとかならない理由1つ目は「転職してもクソ上司はいる」ことです。
たとえば今の職場にキライな上司がいたとします。
転職をすればキライな上司と一緒に仕事をしなくて良くなりますが、転職先でも同じような上司がいる可能性があります。
転職して状況が悪化することがある
仕事を辞めてもなんとかならない理由2つ目は「転職して状況が悪化することがある」ことです。
ですが転職してもブラック企業から抜け出せるとは限りません。むしろ転職先の会社のほうがブラック企業の可能性があります。
実際ボクは4回目の転職でブラック企業に転職してしまい、1ヶ月で退職しました。
なので仕事を辞めてもなんとかならないし、むしろ状況を悪化させてしまうことがあります。
人間はどんな状況にも慣れてしまう
仕事を辞めてもなんとかならない理由3つ目は「人間はどんな状況にも慣れてしまう」ことです。
たとえば、あなたがホワイト企業に入社できても数年後には1つや2つ不満が生まれます。
なぜなら人間はどんな状況にも慣れてしまう生き物だからです。
例えるなら最新のiPhoneを手に入れても、数年後には最新のiPhoneが欲しくなるようなもの。
なので『仕事を辞めればなんとかなる』と思って転職するのは間違いです。
仕事辞めてもなんとかなる派の意見3つに反論していく
ここまでは仕事辞めてもなんとかならない理由を解説しましたが、「仕事を辞めてもなんとかなる」という意見もあります。
仕事を辞めてもなんとかなる派の人たちは、以下のような理由から『仕事を辞めてもなんとかなる』と言っているようです。
パッと見だとそれっぽい意見なのですが、これらの意見にはツッコミどころがあるのでツッコんでいきます。
失業保険をもらえる
仕事辞めてもなんとかなる派の意見として「失業保険をもらえる」というものがありますが、ちょっと甘いです。
なぜなら失業保険は仕事を辞めてから、すぐにもらえるわけではないからです。
たとえば自己都合退職(自分の意思で退職)の場合は、仕事を辞めてから3ヶ月は失業保険をもらうことができません。
なので『失業保険がもらえる』という理由から『仕事を辞めてもなんとかなる』と思うのは考えが甘いです。
生活保護をもらえる
『生活保護をもらえるから仕事を辞めてもなんとかなる』と言う人もいますが、これも甘い考えです。
なぜなら生活保護を受けている人には、以下のデメリットがあるからです。
- 貯金できない
- クレジットカードを持てない
- 生命保険に加入できない
- ケースワーカーと定期的に面談をする必要がある
- 車など資産性のある物を持てない
- 田舎暮らしだと周りの人にバレる
また、もし子供がいる人が生活保護を受けている場合は、子供同士のイジメにつながる可能性もあります。
それに多感な時期の子供にとって『生活保護をもらっている家庭』というレッテルを貼られることは大きなストレスになるでしょう。
正社員以外の働き方がある
『正社員以外の働き方があるから仕事を辞めてもなんとかなる』と言う意見もありますが、甘いです。
たとえば仕事を辞めてフリーランスになったとします。
フリーランスは収入が不安定になることは知っていると思いますが、意外と知られていない落とし穴があります。
それは社会保険料が全額負担になることです。
会社員の場合は、
- 健康保険
- 厚生年金保険
- 介護保険
この3つの社会保険料を、会社が半額負担しています。
しかしフリーランスになると全額負担する必要があります。
なので『正社員以外の働き方があるから仕事を辞めてもなんとかなる』という意見は甘いです。
就労支援を受けられる
『就労支援を受けられるから仕事を辞めてもなんとかなる』という人もいますが、甘いです。
なぜなら就労支援は誰でも受けられるわけではないからです。
- ハローワークに行き手続きをする
- 就労支援の担当者と面談
- 面談に合格したら就労支援を受ける
このようになっており、面談に合格しなければ就労支援を受けることができません。
実際ボクは就労支援を受けましたが、倍率が5倍だったので希望者全員が就労支援を受けられるわけではありませんでした。
なので『就労支援を受けられるから仕事を辞めてもなんとかなる』という意見は甘いです。
『仕事を辞めてなんとかなる人』と『なんとかならない人』の違い
ここまでは、『20代なら仕事を辞めてもなんとかなる』という意見が間違いである理由を解説しました。
ですが『仕事を辞めてなんとかなる人』と『なんとかならない人』には違いがあります。
ここではそんな両者の違いについて解説していきます。
『仕事を辞めてなんとかなる人』と『なんとかならない人』の違いは下記3つです。
1人で転職活動しない
仕事をやめてもなんとかなる人の特徴1つ目は『1人で転職活動しない』ことです。
なぜなら1人で転職活動するのは非効率だからです。
例えば1人で転職活動していると、
- 履歴書の作成
- 面接対策
- 面談スケジュール調整
などを1人でやらなくてはなりません。
しかし転職エージェントを利用すれば、メンドウな手続きをしなくて済むため、効率的に転職活動できます。
実際にボクは『1人での転職活動』と『転職エージェントを利用した転職活動』どちらも経験していますが、転職エージェントを利用したほうが効率的に転職活動できました。
なのでブラック企業を自分で見抜く自信がない人は、転職エージェントを利用して転職活動するのがオススメです。
自分の苦手なことを理解している
仕事をやめてもなんとかなる人の特徴2つ目は『自分の苦手なことを理解している』ことです。
なぜなら自分の苦手なことを理解していれば、転職先を選ぶときに大きな失敗をしないからです。
たとえば口下手なのに営業職に転職したら苦しいだけですし、ジッとしているのが苦手なのにエンジニア転職したらシンドイですよね。
なので仕事をやめてなんとかなる人は、自分の苦手なことを理解していることが多いです。
焦らない
仕事をやめてもなんとかなる人の特徴3つ目は『焦らない』ことです。
なぜなら焦ってしまうと、会社の仕事内容や評判をよくチェックせずに入社してしまい、短期離職することにつながってしまうからです。
実際にボクは1ヶ月で会社を辞めたことがあるのですが、その後の転職活動ではかなり苦労しました。
なので焦って転職活動してしまうと短期離職することにつながり、結果的に次の転職活動に悪い影響をあたえてしまいます。
まとめ:『仕事辞めてもなんとかなる』を鵜呑みにするのはキケン
ここまで読んでいただきありがとうございます。
とりあえず仕事辞めてみるのもアリ
本記事では『仕事を辞めてもなんとかならない理由』を中心にお話しました。
なぜなら本記事をここまで読んだあなたは、『仕事を辞めるメリットとデメリット』を理解しているため、仕事を辞めることへ余計な期待をしないからです。
仕事を辞めることへ余計な期待をしない人は、仕事を辞めてなんとかならなくても大きなショックを受けずに済みます。
だから本記事をここまで読んだあなたは、仕事を辞めてもなんとかなります。
こんなボクでも5回の転職を成功させて普通の生活をしています。なので本記事をここまで読んでくれたマジメなあなたなら絶対大丈夫です。
それでは以上で今回の内容を終わります。
この記事があなたのお役に立てたら嬉しいです。