【20代】人生の行き詰まりを乗り越える7の方法
人生このままでいいのかな…。
このまま30代になったら人生後悔しそう…。
このような悩みを抱えている20代は多いです。
実際に、2017年のLinkedIn Corporationの調査では、25〜33歳の7割以上が人生の行き詰まりを経験していることが明らかになっています。
もちろん本記事を書いている僕も、人生の行き詰まりを感じた経験のあるうちの一人です。
この記事を書いている僕の経歴は以下の通りでして、わりとハードな人生を送っています。
今回はこのような背景の僕が、20代が人生の行き詰まりを乗り越える方法をお伝えしていきます。
20代で人生の行き詰まりを感じている方は、ぜひ参考になさってくださいね。
では本題に入ってきます。
20代が人生の行き詰まりを感じる3つの原因
20代が人生に行き詰まりを感じる現象は「クォーターライフ・クライシス」と呼ばれています。
これは20代後半〜30代の多くが経験する心理状態のことで、同年代と自分を比べて落ち込んだり、理想と現実のギャップに苦しみ、幸福度が下がる状態のことを言います。
2017年のLinkedIn Corporationの調査では、25〜33歳の7割以上がクォーターライフ・クライシスを経験していることが明らかになっています。
この章では、クォーターライフ・クライシスを感じる原因を1つずつ解説していきます。
SNSの普及
現代はSNSの普及によって、他人と自分を簡単に比べられる時代になりました。
例えば僕の場合は、自分よりイケメンで金持ちを見ると、落ち込んでしまうので、SNSは使わないようにしています。
実際、英王立公衆衛生協会(RSPH)の研究によるとSNSは心に悪影響を与えることがわかっており、なかでもInstagramが悪い影響を与えるんだそう。
具体的にどんな悪影響があるのかというと、
- うつ病
- 孤独感
- いじめ
- 外見への劣等感
を感じやすいという悪影響があるとのこと。
しかもSNSはタバコやお酒よりも依存度が高い可能性があり、過去25年間でSNSによってメンタルを病む若者が7割も増加しているんだとか。
結婚への焦り
20代後半にさしかかると、周りの友人が一気に結婚し始める時期、いわゆる「結婚ラッシュ」が起きます。
この結婚ラッシュは、
- 25歳
- 30歳
- 35歳前後
の合計3回起きると言われています。結婚ラッシュが起きると焦りや不安を感じますが、焦る必要はありません。
なぜなら、厚生労働省が公表している「令和3年(2021) 人口動態統計月報年計(概数)の概況」によると、令和3年における婚姻件数は50万1116組で、離婚件数は18万4386組でした。
つまり結婚した夫婦のうち約30%は離婚しているということ。
だから『結婚=幸せ』とは限りません。僕の知人も離婚調停をしており、心身ともに疲れ切っています。
だから周りが結婚し始めても、焦る必要はありません。
理想と現実のギャップ
20代後半にさしかかると、理想と現実のギャップに気がつき、人生の行き詰まりを感じる人もいるでしょう。
例えば仕事でバリバリ活躍するつもりで入社したけど、思ったように活躍できず給料も上がらないと、モチベーションが下がりますよね。
このように自分の掲げた理想と現実のギャップが大きいほど、人生の行き詰まりを感じやすいものです。
人生の行き詰まりを感じやすい20代の特徴
この章では、人生に行き詰まりを感じやすい人の特徴を解説していきます。
意識が高い
意識が高い人は、現状に満足せず上を目指し続けるので、ガス欠を起こしやすいです。
たとえば仕事で成果を挙げても、すぐに次の目標を立てるので、いつまでも満足できず、終わりのないマラソンを走り続けるような感覚になります。
完璧主義者
完璧主義者も人生に行き詰まりを感じやすいです。
- 小さな成功を喜べない
- 失敗を許せなくなる
- 他人にも完璧を求めてしまう
このような状態になってしまうため、完璧主義者は人生に行き詰まりを感じやすいです。
人生は成功よりも、失敗の方が多く、うまくいかないことの方が多いです。
なので完璧主義者は人生に行き詰まりを感じやすいです。
マイナス思考
マイナス思考の人も、人生に行き詰まりを感じやすいです。
- 自分は何をやってもダメだ
- 頑張っても報われない
- 努力するだけ無駄
このように感じ、努力すらしなくなるので、人生がどんどん行き詰まっていきます。
しかし「マインドセット:「やればできる!」の研究」という、ビル・ゲイツも絶賛した本によれば、人間は「やればできる」と思うだけで、能力がアップすることが明らかになっています。
もちろんマイナス思考にも良い部分はあって、「ネガティブな感情が成功を呼ぶ」という本では、ネガティブ感情のメリットが解説されています。
この2冊を読めば、バランスの取れた思考を手に入れることができ、人生の行き詰まり感が改善されるでしょう。
20代が人生の行き詰まりを乗り越える7つの方法
この章では、20代が人生の行き詰まりを乗り越える方法を解説していきます。
メンターを見つける
「メンター」とは日本語で「指導者」「助言者」という意味です。
20代で人生の行き詰まりを感じているなら、メンターからアドバイスをもらうのがオススメ。
僕はポジウィルキャリアというキャリアコーチングサービスを利用しました。
もちろん知り合いにアドバイスを求めるのも良いです。
しかし知人は昔からあなたのことを知っているので、当たり障りのないアドバイスしかしない可能性が高いです。
一方、キャリアコーチングではカウンセラーの国家資格を持った人が対応してくれるので、アドバイスの質が高いです。
僕が利用したポジウィルキャリアは初回無料で利用できるので、興味のある方はチェックしてみてください。
無料体験だけでも人生が好転するキッカケをつかめますよ。
べき思考を捨てる
「べき思考」とは「自分はこうあるべき」という思考のクセを指します。
例えば「自分は大企業に入るべき」「男はこうあるべき」という思考を「べき思考」と言います。
「べき思考」だと、理想の姿や現実に固執しすぎるので、小さなミスを許すことができません。
結果的に「こんな自分はダメだ…」と自分を責めてしまうので、人生に行き詰まりを感じやすいです。
なので「べき思考は」捨てた方が良いです。
今の自分を受け入れる
人生に行き詰まりを感じやすい人は、今の自分に満足できていない人が多いです。
例えば、
- もっと収入が高ければ
- もっとルックスが良ければ
- もっと良い大学に行っていれば
- もっとスタイルが良ければ
などのように、感じている人が多いです。
もちろん向上心を持つことは素晴らしいことです。しかし今の自分を認めないと、改善策が見えません。
例えばダイエットをするとき、今の体重を受け入れなければ何キロ痩せれば良いのか計画を立てられません。
なので向上心が高くて、今の自分を受け入れられない人は、いったん立ち止まって自分を受け入れましょう。
ロールモデルを見つける
「ロールモデル」とは自分の理想とする人物のことを言います。
たとえば僕は大谷翔平選手のように、謙虚で誰からも愛されるような人物をロールモデルとしています。
なので、何か迷うことがあったら「大谷だったらどうするかな?」と、頭で考えてから行動するようにしています。
あなたも、人生に行き詰まりを感じるなら、「○○ならどうするかな?」と考えてみると、思いがけない解決策が見つかるかもしれません。
環境を変える
人間の性格は遺伝50%、環境50%で決まると言われています。(参照:あなたの性格のうち親の影響は何%?に答えが出た件)
なので環境を変えれば性格が50%変わるということ。
人生に行き詰まりを感じていた僕は、この事実を知ってすぐに、北海道から上京し転職をしました。
結論から言うと、この行動は大正解でした。上京したおかげで、良い人間関係に恵まれ、最高の職場に出会うことができました。
もちろん引っ越しと転職にはリスクもあります。
しかし在職中に転職活動し、仕事が決まってから引越せば、リスクを最小限にできます。
なので人生に行き詰まりを感じている20代は、仕事をしながら転職活動してみると良いですよ。
地方から東京で就職する方法は以下の記事を参考にしてね!
食生活を見直す
人生に行き詰まりを感じているなら、食生活を見直すのもおすすめ。
特に取り入れて欲しいのが、きのこを食べること。
アメリカの研究では、きのこを1日5g食べるだけで、うつ病になるリスクを31%下げてくれるという研究もあります。
シンガポール大学の研究では、きのこによって認知症のリスクが下がる可能性があるということも判明。
1週間に300g以上のきのこを食べる人は、軽度認知症のリスクが50%も低くなるんだとか。
もちろん、きのこを食べたからといって、人生の行き詰まりが解消されるわけではありません。
しかし、きのこは一袋100円しないくらいだし、取り入れてみる価値はあるでしょう。
問題から距離を置く
人生に行き詰まりを感じているときは、あえて問題から距離を置くのもおすすめ。
実際、アイデアが生まれやすい場所は「三上(さんじょう)」と呼ばれており、
- 馬上(ばじょう)
- 枕上(ちんじょう)
- 厠上(しじょう)
の3つは、アイデアが生まれやすい場所とされています。
たしかに悩みごとって、ふとしたときに解決策が浮かんできますよね。
これと同じで、人生に行き詰まりを感じているときも、あえて問題から距離を置くことで解決策が見えてくるかもしれません。
人生の行き詰まりを感じている20代のNG行動
次に、20代で人生の行き詰まりを感じている人がやってはいけない行動を紹介していきます。
大きな決断
人生に行き詰まりを感じているときは、「この状態から抜け出したい」という焦りから、大きな決断をしがちです。
ですが焦っているときにする決断は、だいたい間違っています。
例えば僕は、転職を焦ってブラック企業に入社。わずか1ヶ月で退職したことがあります。
もちろん人生に行き詰まりを感じているときは、今すぐ状況を変えたくなる気持ちはわかります。
しかし焦って行動しても傷口を広げるだけです。
なので大きな決断をするなら、第三者からのアドバイスをもらうなどして、冷静になってからにしましょう。
悩みを一人で抱え込む
人生に行き詰まりを感じると、誰にも会いたくないと感じ、家に閉じこもりたくなりますよね。
- 自分の悩みは誰にもわかってもらえない
- こんなことで悩むなんて恥ずかしい
- 誰かに相談するのは恥ずかしい
このような思考になってしまい、自分一人で悩みを抱える人がいます。
日本人は真面目なので、他人に頼ることを苦手としている人が多いです。
しかし人は誰かに頼られると嬉しいものです。あなたも、誰かからアドバイスを求められたら嬉しいですよね?
だから人生に行き詰まりを感じたときは、一人で抱え込まず、他人に相談してみましょう。
相談できる人がいない人はポジウィルキャリアなどのサービスを活用するのも1つの手です。
僕も実際に利用しましたが、プロのコンサルタントが人生相談に乗ってくれるので、質の高いアドバイスをもらえました。
20代で人生の行き詰まりを感じるのは当たり前!
冒頭でも言いましたが、25〜33歳の7割以上が人生の行き詰まりを経験しています。
なので、あなたが人生に行き詰まりを感じるのは普通のことです。
自分だけが悩んでいるわけじゃないとわかれば、少しは気持ちが楽になりませんか?
まだ気持ちがモヤモヤしているなら、他の記事も読んでみてください。
というわけで、今回は以上です!
最後までご覧いただきありがとうございました。