【断言】自分に合わない会社はできるだけ早く辞めたほうがいい
自分に合わない会社はできるだけ早く辞めた方いいって本当??
はい、本当です。
合わない会社で働き続けると、モチベーションが上がらないため、仕事で成果を出すことができません。
結果的に自分が成長できず、いざ転職をしようと思っても、他の求職者より市場価値が低いため、転職活動がうまくいきません。
また合わない職場で働き続けることでストレスやイライラが溜まり、メンタルや体調にも悪影響をもたらします。
昔は「1つの会社に長く勤めることが美徳」とされていましたが、それは平成までの話です。
令和時代は柔軟な働き方や、考え方が求められています。
大企業のトヨタですら「終身雇用を維持するのは難しい」と発表しているくらいだからね。
厚労省の調査でも転職者数は増加傾向で、20代や30代だけでなく、40代以降の転職者も増えています。
もはや「1つの会社に長く勤めることが美徳」とされる時代は終わりました。
現代は、合わない会社で我慢し続けるのではなく、自分に合った会社を求めて転職するのが一般的です。
自分に合わない会社はできるだけ早く辞めたほうがいい理由
「自分に合わない会社はできるだけ早く辞めたほうがいい理由」は以下の通りです。
モチベーションが保てない
タイトルの通り、自分に合わない会社はできるだけ早く辞めたほうがいいです。
合わない職場では、モチベーションを保つのが難しく、生産性も下がるからです。
これが長期化すると、成長につながらないため、いざ転職しようと思っても『アピール材料が何もない…』という悲惨なことになります。
また生産性の低い仕事をしていると、同僚や上司との関係も悪化しやすく、社内でも評価が下がり、居場所を失います。
心身に悪影響
合わない職場で働き続けると、心身に負担がかかります。
小さなストレスが蓄積されることで、鬱や不眠、倦怠感、適応障害などの健康問題を引き起こすこともあります。
僕はかつて警察官だったのですが、長時間労働とパワハラが当たり前で、心と身体がボロボロになりました。
警察に限らず、成果主義で「休むことが悪」とされがちな環境では、心身の不調を抱える人が多いです。
一度メンタルの病気になると完治までに時間がかかるので、今後のキャリアやプライベートにも大きな悪影響があります。
市場価値が上がらない
合わない職場で働いていると、モチベーションが上がらないので、知識やスキルを身につける気になりません。
この状態が長期化すると、自分の市場価値が上がらず、キャリアチェンジや転職が難しくなります。
自信を失う
合わない職場にいると、以下のロジックによって自信を失います。
やる気が出ない→結果がでない→評価が下がる→自信を失う→無能だから転職活動しても無駄だと決めつける
過去の僕は、この負のループによって完全に自信を失っていました。
- 自分は無能なのでは?
- 社会不適合者なのでは?
こうした悩みを抱えていたので、「転職活動しても採用してくれる企業はないだろう」と決めつけて、合わない職場を辞めることができませんでした。
プライベートの人間関係も悪化する
合わない職場で働いていると、そのストレスがプライベートにも影響を及ぼしやすいです。
ストレスやイライラが溜まっていると、小さなことでも過剰に反応しやすくなり、家族や友人との衝突や誤解が生まれやすくなります。
たとえば上司から叱られたあとは、ついイライラして家族や子供に八つ当たりすることもあるでしょう。
こうなってしまうと、ワークライフバランスは完全に崩壊しますよね。
「合わない会社」の定義は人それぞれ
「合わない会社」の定義は、人それぞれの価値観やライフスタイル、キャリアの目標によって異なります。
以下に「合わない」と感じやすい会社の特徴を解説していくので、あなたはどのパターンに当てはまるのかチェックしてみてください。
価値観やビジョンが合わない
会社のビジョンや価値観が、自分の考え方に一致しないと働きがいを感じにくいです。
たとえば「顧客を大切にしたい」と考えている人が、「売上至上主義」の会社にいると「合わない」と感じやすいです。
業務内容が合わない
業務内容そのものが自分の性格や興味に合わない場合も、「会社が合わない」と感じます。
たとえばスキルアップを求める人が成長のチャンスが少ない業務をしている場合や、クリエイティブな仕事をしたい人がルーティンワークばかりしている場合、「合わない」と感じやすいです。
職場の文化や雰囲気が合わない
たとえば「ワークライフバランスを充実させたい」と考える人は、残業や飲み会の多い職場を合わないと感じやすいです。
また温厚でマイペースな人が競争の激しい環境で働いていたり、逆に競争を好む人がチームワークを重視する会社にいると「合わない」と感じやすいです。
成長を感じられない
成長意欲の強い人にとっては、昇進やスキルアップの機会が少ない会社は「合わない」と感じることが多いです。
たとえば、年功序列の会社で昇進が見込めない場合や、研修や教育プログラム、マニュアルの整備されていない職場にいると強いストレスを感じるでしょう。
ワークライフバランスがとりにくい
仕事とプライベートの両立を大切にしたい人にとって、残業や休日出勤のある会社や、有給の取りにくい職場は「合わない」と感じやすいです。
たとえば、
- 家族との時間を大切にしたい人
- 趣味の時間を確保したい人
これらの人がワークライフバランスの取りにくい職場で働くと「合わない」と感じやすいです。
評価基準があいまい
仕事で正当に評価されないと感じると、「頑張っても無駄」と思ってしまいます。
たとえば、評価基準があいまいで、上司の好き嫌いで昇進が決まる会社では、正当な評価を受けるのが難しく、ストレスや不満が溜まりやすいです。
公平な評価を求める人は、このような会社を「合わない」と感じるでしょう。
自分に合わない会社でも辞めない方がいいケース
「合わない」と感じる会社でも、状況や目的によっては続けた方がいいケースもあります。
スキルや経験を積める場合
今の仕事を続けることで、スキルや経験を積めるなら、自分に合わない会社でも辞めない方がいいです。
たとえば有名大企業や注目度の高い企業で働いた経験があれば、転職活動で強いアピールポイントになります。
こうした企業で働いているのに、短期間で退職するのはもったいないです。少しだけ我慢するのが得策です。
転職のタイミングが悪い場合
業界や職種によっては、時期によって求人が出回っていないことがあります。
自分の目指す業界・職種の求人が少ない時期に無理して転職しても、また合わない職場に入社するかもしれません。
この場合は、少し我慢して転職市場の状況が良くなるまで様子を見た方がいいことがあります。
また、働きながら転職活動したほうが、焦って再就職先を探さずに済むのでメンタルが安定しますよ。
短期間の転職が続いている場合
1〜2年以内で転職を繰り返す「短期離職」が続いている場合、企業からは「採用してもすぐに辞めそう」と思われやすいです。
このため、短期離職が続いている場合は、合わない会社でも3年は働いたほうがいいです。
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メンタル的に限界なら無理して続けなくてもOKですが、休職や長期休暇など、退職以外の選択肢も検討してみてください。
どうしても辞める以外の選択肢が見つからない人は、短期離職者が転職を成功させる方法を参考になさってください。
金銭的な不安がある場合
子育てや親の介護、住宅ローンの返済などのある人は、仕事を辞めると生活が不安定になりやすいです。
こうした状況では、多少のストレスがあっても生活を守るために仕事を続ける必要があるでしょう。
企業の支援でリスキリングやスキルアップできる場合
社内研修や資格取得の補助など、リスキリングやスキルアップのサポートが手厚い場合、この機会を活用してから退職した方がお得です。
スキルを得た状態であれば、のちに転職するとしても選択肢が大きく広がりますからね。
円満退職できない場合
円満退職できない場合は、自分に合わない会社でも辞めない方が良いでしょう。
- 大きな仕事に関わっている
- 後任が見つかっていない
など職場に与える影響が大きい場合、無理に退職するとトラブルになることがあります。
退職時にトラブルを起こすと、業界内で悪い噂を流されたりして、転職で不利になることがあります。
円満退職できるよう、退職の1ヶ月前には退職の意思を伝え、計画的な引き継ぎを心がけましょう。
自分に合わない会社のサイン
会社が「合わない」と感じるサインはいくつかあります。
以下この項目に当てはまるものが多いほど、今の会社が自分に合っていない可能性があります。
- 成長の機会がない
- 価値観が合わない
- 過度なストレスが続く
- 健康に影響が出ている
- 人間関係が悪い
これらのサインを見逃さず、自分にとって「働きいやすい」職場を探すことが大切です。
自分に合わない会社を早く辞めるメリット
合わないと感じる会社を辞めるメリットは以下の通りです。
- 健康になる
- 自己成長の加速
- 新しい経験や人脈を得られる
- 心身のリセット
それぞれ説明していきますね。
健康になる
合わない会社にいると、ストレスが溜まるので、体調不良や不眠、燃え尽き症候群になりやすいと言われています。
また、合わない職場で働いていると疲れやすいので、仕事わりに運動したり健康的な食事をする気になりません。
実際に僕が合わない職場(警察官)で働いているときは、今よりも10キロ太っており、不眠症に悩まされていました。
自己成長の加速
合わない職場では、やりがいを感じられず、日々の仕事から学びや発見を得にくいです。
僕が合わない職場で働いていたときは、なるべく遅く出社して、定時になったら帰ってました。
こんな日々を送っていたので、上司や同僚からも冷たい目で見られて人間関係も悪化、仕事の成長スピードも遅かったです。
しかし自分に合う職場に転職してからは、仕事が楽しいと思えるようになり、土日も仕事の勉強をするようになりました。
前向きな気持ちになれる
僕が合わない職場で働いているときは常にネガティブ思考でした。
日曜日の夜が憂鬱で、サザエさんを見ながら泣くほど精神的に追い詰められていました。
ですが、合わない職場から抜け出してからは、心身ともにリフレッシュでき、前向きに日々を過ごせるようになりました。
あなたも仕事のネガティブな感情がプライベートにも影響しているなら、辞めることでメンタルが健康な状態に戻るかもしれません。
柔軟にキャリアチェンジできる
自分に合わない会社を早く辞めることで、柔軟なキャリアチェンジができます。
特に20代は「ポテンシャル採用」されやすいため、未経験から大幅なキャリアチェンジができます。
30代になると多くの企業は即戦力を期待するので、実績やスキルの高さが求められます。
なので、30代からキャリアチェンジするのは難しく、これまでと同じ業界・職種で転職せざるを得ません。
もし大幅なキャリアチェンジがしたいなら、20代のうちに合わない会社を辞めることをおすすめします。
自分に合わない会社を辞める判断基準
自分に合わない会社を辞めるにあたって判断基準を明確にすることも大切です。
以下のチェックリストを参考に、自分が辞めるべきか考えてみてください。
それぞれ詳しく説明しますね。
辞めた後のビジョンが明確
辞めた後に何をするのか明確であれば、今の職場にしがみつく必要はありません。
- 独立してフリーランスになる
- 未経験の職種に挑戦する
- キャリアチェンジのために勉強する
といった具体的なプランがあると、行動に迷いがなくなります。
人生は一度きりですから、やりたいことがあるなら、どんどん挑戦した方がいいですよ。
経済的な余裕がある
貯金があれば、一時的に収入がなくても生活を維持できるため、冷静に次のステップを選べます。
それに経済的に余裕があれば、焦って不本意な職場に再就職するリスクも減ります。
今の環境に未練がない
今の職場に対して1ミリも未練がないなら、退職してもいいでしょう。
よほど合わない職場でない限り、
- 職場の人間関係はいいんだけど、給料が安い
- 給料はいいんだけど、残業が多い
- 仕事は楽しいけど、給料が低い
といった、「プラス面」と「マイナス面」が混ざっていることが多いです。
にもかかわらず、マイナス面しか思い浮かばないのであれば、退職しても問題ありません。
自分に「合う」職場を見つける方法
結局のところ「合わない会社」と「合う会社」の違いは、働く環境が自分の価値観とどれだけ一致しているかです。
たとえば家族との時間を大切にしたい人にとっては、ワークライフバランスが保てる環境でなければ、「合わない」と感じる要因になるでしょう。
反対に、成長を重視する人には、多少の残業があっても、さまざまな経験・スキルを積める環境が合うでしょう。
つまり「合う」職場を見つけるには、自分の価値観を明確にして、価値観にマッチした企業に入社する必要があります。
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おわりに
自分に合わない環境で無理に働き続けると、ストレスが溜まり、燃え尽き症候群や健康問題を引き起こします。
一方、自分に合った職場なら、日々の仕事から学びや発見が増え、本来の力を発揮できるようになります。
これにより成長が加速し、市場価値がメキメキ向上していき、キャリアの可能性を広げます。
仕事によって心身が充実することで、家族や友人との関係も良くなり、プライベートの幸福度も向上します。
逆に、合わない職場にいると、家族や友人との関係も悪化しやすいです。
仕事が楽しいと人生の幸福度も上がる!
仕事をしている時間は人生の大半を占めるので、仕事が楽しければ人生も楽しくなります。
楽しく生きるためにも、合わない職場に固執するのではなく、自分の価値観を軸にして行動してみてくださいね。
というわけで今回は以上です。
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