【体験談】合わない転職先を1ヶ月で辞めたら?【現役人事が解説】
転職したのはいいけど、仕事内容や職場の雰囲気が合わない…。
さすがに1ヶ月で退職するのはヤバいよね?
転職先が合わないときの対処法が知りたい!
このようなお悩みにお答えしていきます。
はじめまして、合わない転職先を1ヶ月で辞めたゆうやです。
僕は過去3度の短期離職をしているため、転職活動でかなり苦労しました。
転職エージェント経由で20社に応募して、すべて書類選考で不採用になったときは人生終わったと思いました。
しかし現在はホワイト企業に就職し、これまでの転職経験を活かして中途入社の採用活動を担当しています。
今回は現役人事の僕が、合わない転職先を1ヶ月で辞めたらどうなるのか、僕の実体験を交えながらお話ししていきます。
【体験談】合わない転職先を1ヶ月で辞めたら?【現役人事が解説】
転職先を1ヶ月で辞めると転職活動で不利になるので最低1年は働いた方がいいです。
しかし例外があります。転職先が合わなすぎて心身がボロボロになっているなら、1ヶ月で辞めても問題ありません。
一度メンタルが壊れてしまうと、元に戻るまで時間がかかるし、最悪の場合は元に戻らないからです。
ありがたいことに、日本には働けない人を救済する制度が充実しているので、無理して働く必要はありません。
たとえば社会保険給付金を受給すれば最大28ヶ月、国から給付金をもらえます。
合わない転職先を1ヶ月で辞めても転職できる?
もし転職先を1ヶ月で辞めて経歴に傷がついても、ジェイックや第二新卒エージェントneoを使えば再び転職できます。
ジェイックと第二新卒エージェントneo
経歴に傷のある人が大手エージェントを利用すると、求人を紹介されるだけで、満足なサポートを受けられないことが多いのですが、ジェイックと第二新卒エージェントneo
たとえば1ヶ月で転職先を辞めてしまった短期離職はもちろん、ニートやフリーター、大学中退をしている人も支援してくれます。
僕はジェイックと第二新卒エージェントneo
最終的にジェイックで紹介してもらった会社に入社し、現在も勤務しています。勤続年数は今年で5年目を迎えました。
合わない転職先を1ヶ月で辞めたら少し休むのもアリ
今はまだ転職のことを考える余裕のない人は、ちょっと休んで、キャリアコーチングを受けてみるのもいいですよ。
キャリアコーチングとは『どのようにキャリアを立て直すのか』を、国家資格を持つプロのコーチからアドバイスを受けられるサービスです。
転職エージェントと違って求人紹介がないので、悩みの本質にアプローチしてくれます。
ちなみにですが、キャリアコーチングを受ける前の僕は、以下の悩みを抱えていました。
- もっと年収をアップさせたい
- 毎日の仕事が辛すぎてニートになりたい、働きたくない
- 1つの会社で長く働くイメージができない
これらの悩みをキャリアコーチングで相談した結果、以下のような変化が起こりました。
- もっと年収をアップさせたい→キャリドラに相談。
転職して年収150万円アップ。20代で年収600万円に。 - 毎日の仕事が辛すぎてニートになりたい、働きたくない→ポジウィルキャリアに相談。
大変なこともあるけど、やりがいを感じながら働けるように。 - 1つの会社で長く働くイメージができない→キャリートに相談。
今の会社は5年目で過去最長を更新中。
そんな簡単に悩みを解決できたら誰も苦労しないわ!
と思うかもしれませんが、人って大体おなじようなことで悩んでいるんですよ。
- 健康
- 野心(出世や昇進)
- 人間関係
- お金
大半の人がこれらの悩みを抱えています。自分1人だけ特別なことで悩んでいる人なんてこの世に存在しません。
その証拠に、図書館に行ってあなたが悩んでいるキーワードで本を検索すると、必ず何冊かヒットするはずです。
つまりあなたの悩みは過去に誰かが経験しており、すでに解決策が用意されているのです。
だから悩みがあるなら1人で抱え込まず、本を読んだり第三者からのアドバイスを受けることをオススメします。
病気になったら医者に行くのと同じです。
20代ならキャリアチェンジしてみるのもアリ
今の仕事が嫌すぎるだけで特にやりたいことはない!!!
というタイプは、手に職をつけて会社から選ばれる側から、選ぶ側を目指してみてはいかがでしょうか。
簡単ではありませんが、ITスキルや英語力、営業スキルのある人は、転職市場で評価が高く、仕事を選ぶ側になれます。
IT業界は深刻な人手不足で、経産省の調査によれば2030年にはIT人材が最大78万人不足すると言われています。
このためIT業界は、未経験でも入社しやすく高年収を目指せる業界の1つです。
僕の友人は高卒ですが、IT業界に転職して28歳で年収800万円を稼いでいます。
未経験業界への転職は、初年度こそ年収が下がりがちですが、長期的に見れば右肩上がりに年収が上がっていきます。
IT業界の転職に強いエージェントを使えば、未経験でも転職できるので目指してみてはいかがでしょうか。
たとえばネットビジョンアカデミー
さらに希望すれば最大2ヶ月シェアハウスを無料で提供してもらえるので、生活コストを抑えながらIT業界に転職できます。
ネットビジョンアカデミー
自己分析を徹底的にやってみるのも面白い
自分に向いてる仕事なんてあるのかな??
と悩んでいる人は、先に紹介したキャリアコーチングを利用してみるのもいいですが、それ以外の方法として自己診断ツールを利用するのもいいでしょう。
いま人気なのはAI診断ツールのASSIGNですね。ASSIGNはわずか3分で診断結果がわかるため、忙しい人でもスキマ時間にサクッと利用できます。
ASSIGNは僕も利用したのですが、以下のような診断結果を得ることができ、仕事を選ぶときの参考にできました。
僕は「独立性」がズバ抜けているので、チームプレイを重視する会社には向いてないことがわかりました。
なので転職先を選ぶときは、個人が裁量を持って働ける会社を探しました。
その結果、今の会社に出会うことができ、ストレスフリーで働くことができています。
無料で利用できますし、わずが3分で結果が出るので騙されたと思って利用してみるといいですよ。
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完全無料で利用できます
合わない転職先を1ヶ月で辞めてもなんとなかる人の特徴は?
ここでは、合わない転職先を1ヶ月で辞めても大丈夫な人の特徴を説明していきます。
①スキルや実績のある人
スキルや実績のある人は合わない転職先を1ヶ月で辞めても問題ありません。
合わない転職先を辞めても、他の会社からオファーをもらえるからです。
たとえば大谷翔平選手を例にしてみます。
彼がいきなり『野球を引退する!』と言っても、テレビ局やマスコミからオファーが殺到して、仕事には困らないですよね。
このようにスキルや実績のある人は、多少わがままを言っても許されます。
とはいえ大谷選手のように輝かしい実績がなくても大丈夫です。
- 会社の利益を20%アップさせた
- 新規営業先を3件開拓した
このように小さな実績でも、その実績を作るためにどのような行動をしたのか、プロセスを語ることができればOKです。
新規営業先を開拓するために、1日100のテレアポを実施。トークスクリプト(台本)を作成し、テレアポ成功率を向上させた。
このような具体的なストーリーを語れば、この人はうちの会社でも頑張ってくれそうだな。と思わせることができ内定につながります。
転職面接では、結果よりもプロセスが重要視されます。
なぜなら結果は運で左右されますが、プロセスにはその人の努力が反映されるからです。
たとえば大企業の営業マンは、中小企業の営業マンよりも成果を出しやすいです。大企業と聞くだけで安心し、商品を買ってもらえるからです。
あなたもAmazonで商品を買うとき、無名のメーカーより名メーカーから製品を買いたいですよね?
なので結果ではなく、結果を出すためにどんな工夫を行なってきたのかを語れるようにしておきましょう。
内定獲得率をアップさせる実績の作り方・アピールの仕方はこちらの記事で解説しています。
参考 市場価値の高いスキルを身につけるには?
市場価値の高いスキルは、ITと英語、営業力の3つです。
IT業界は、2030年にはIT人材が最大78万人不足すると言われています(経産省の調査)。
このため未経験でも積極的に採用しており、厚生労働省の調査によれば、情報通信業には約4割の会社に転職者がいることがわかっています。
ITスキルに加えて、英語力もあれば鬼に金棒です。英語力が高ければ、外資系企業に転職できるからです。
外資系企業は実力勝負なので、人の入れ替わりが激しく、常に採用活動を行っています。
また学歴よりも実績や将来性を評価して採用するため、高卒や専門卒でも入社できます。
実際、僕の知人は偏差値37の工業高校出身ですが、外資系大手に転職し、30歳で年収1,000万円を突破しています。
ただ、さすがに『IT』と『英語』『営業力』の3つを取得するのは時間的にも厳しいので、どちらか1つに絞ることをオススメします。
両方取得してもいいのですが、資格取得に時間をかけすぎて歳をとってしまったら元も子もありません。
極端な例ですが、英語とITスキルのある80歳よりも、スキルのない20代の方が採用してもらえる可能性が高いからです。
スキルはあって損ではありませんが、なくても選考を受けることはできます。
ご自身の年齢と応募企業の募集条件をチェックして、スキル取得にかける時間を計算してみてくださいね。
②やりたいことが明確な人
やりたいことが明確なら、転職先を1ヶ月で退職しても問題ありません。
やりたいことへの熱意が強ければ強いほど、お金や将来への不安も吹き飛ばせるからです。
人生は一度きりで、死ぬまでの暇つぶしみたいなものです。どうせ死ぬんだからやりたいことを全力でやりましょう。
ありがたいことに日本には、生活保護や失業保険、自己破産のようなセーフティーネットが整っています。
国ガチャでいえばSSRを引いているわけですから、この恩恵をフル活用しちゃいましょう。
失業保険を2年6ヶ月もらう方法もあるので、詳細はこちらの記事からチェックしてみてくださいね。
③生活費3ヶ月分の貯金がある人
生活費3ヶ月分の貯金がある人も、合わない転職先を1ヶ月で辞めて問題ありません。
一般的に、転職先が決まってから内定に至るまでの期間は3ヶ月と言われているからです。
もちろん人によって差はありますが、転職を6回している僕の体感的にも3ヶ月あれば内定をもらえます。
なるはやで内定をもらう方法はこちらで解説しているので、参考にしてみてください。
それから次の転職先を決めずに退職する場合に必要な貯金額もこちらで解説しているので、合わせてチェックしてみてください。
④実家で暮らしている人・暮らせる人
実家で暮らしている人・暮らせる人も、合わない転職先を1ヶ月で退職しても大丈夫です。
言うまでもないですが、実家では家賃や水道光熱費、食費がかからないからです。
僕もニート時代に貯金が尽きて実家暮らしをしていましたが、お金の心配がないので転職活動に集中できました。
参考 訳あって実家暮らしできない人はどうすればいい?
本記事の読者さんのなかには、実家暮らしができない人もいるでしょう。
そうであればリゾートバイトやシェアプレイスで生活することも検討してみてはいかがでしょうか。
リゾートバイトとは、全国のリゾート地や観光地にあるホテルや旅館、カフェ、飲食店、テーマパーク、スキー場などで住み込みで働くアルバイトです。
住み込みで働けるので、寮費や水道光熱費もかかりませんし、勤務地によっては温泉入り放題です。
シェアプレイスは敷金・礼金・仲介手数料がかからないため、一般的な賃貸物件より初期費用が約3ヵ月分もお得になります。
また家具家電が付いているので、新たに購入費用や引越し代がかかりません。
リゾートバイトやシェアプレイスを利用すれば、生活コストを抑えられるので、利用を検討してみてはいかがでしょうか。
リゾートバイトでは4ヶ月で60万円貯金でき、シェアプレイスでは月の生活費10万円以下で生活できました。
まとめ:命より大切な仕事はない
今回は合わない転職先を1ヶ月で辞めたらどうなるのか、僕の実体験を交えながらお話ししました。
転職先を1ヶ月で辞めてしまうと、転職活動で苦労するため、できれば最低1年は勤務してほしいところです。
しかし心身に不調を抱えるほど追い込まれているなら話は別。1ヶ月で転職先を辞めても大丈夫です。
日本には失業給付や生活保護といったセーフティーネットがありますし、ジェイックや第二新卒エージェントneoを利用すれば問題なく転職できます。
1回くらい短期離職しても大目に見てくれる企業は山ほどあります。
僕なんて3回も短期離職してますからね。
合わない転職先に入社してしまったことは仕方ないので気持ちを切り替えましょう。
失敗から学びを得て成長できたなら、それは失敗ではなくなります。
『あの経験があったおかげで今の自分がある』と思えるように、一歩ずつ頑張りましょう☺️
というわけで今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました!