職場いじめの乗り越え方【耐えることができず退職した実体験】
あなたは職場いじめに悩んでいませんか?
ボクは23歳のとき職場でいじめられた経験から、メンタルを壊した経験があります。
今回はこのような背景のあるボクが、職場いじめの乗り越え方を解説していきます。
本記事の結論から言うとボクは職場いじめが原因で退職し、転職をしました。
転職をしてからはいじめがピタッとなくなりました。
もしあなたが現在も職場いじめを受けているなら、転職も考えてみてください。
という人は退職代行を使うのもアリです。
ボクは実際に退職代行を利用して職場いじめを乗り越えました。
それでは前置きはここまでにして、さっそく本題に入っていきます。
この記事を読むことで、職場いじめを乗り越える知識を手に入れることができますよ。
職場いじめの種類
雇用環境・均等局が平成30年10月17日に発表した『パワーハラスメントの定義について』によると、職場のパワハラには以下の6種類があるんだそう。
- 身体的な攻撃:叩いたり、蹴ったりする
- 精神的な攻撃:バカ・アホなどと言う
- 人間関係からの切り離し:無視、仲間はずれ
- 過大な要求:過酷な環境で仕事をさせる
- 過小な要求:仕事を与えない
- 個の侵害:プライベートに入り込んでくる
以上6つが職場パワハラの種類です。というわけで本記事では『パワハラ=いじめ』と定義します。
ボクが実際に受けた職場いじめ
ボクが実際に受けた職場いじめについてご紹介していきます。
①『バカ・アホ・死ね』などの精神的な攻撃
これはボクが24歳で警察官時代に言われたことです。
信じられないかもしれませんが、警察の世界ではこのような暴言を言われるのは当たり前です。
②あいさつ無視・仲間はずれ
これも警察官時代に受けた職場いじめです。
このいじめを受けると仕事でわからないことを質問しにくくなり、仕事のミスが増えます。
そして会社での居場所が無くなっていく負のサイクルが生まれます。
③大量の仕事を押し付けられる
ひとりでは終わらせることができない量の仕事を押し付けられたこともあります。
どう頑張っても終わらせることができない仕事量なので、仕事へのモチベーションが大きく低下します。
④悪いうわさを流される
『ゆうやが○○の悪口を言っていたらしい』といううわさを流されて、集団に無視された経験もあります。
ボクがどんな言い訳をしても無視されるので、解決のしようがありませんでした。
上司に相談したこともあるのですが、直接いじめの加害者に伝えられてしまい、さらに職場いじめはエスカレートしました。
職場いじめをする人の特徴
職場いじめをする人は性格に特徴があります。
なので職場いじめを受けたくないのであれば、職場いじめをする人には近づかないようにすると良いでしょう。
ではどんな性格の人が職場いじめをするのでしょうか。紹介していきます。
プライベートがうまくいっていない
職場いじめをする人の特徴の1つ目は、「プライベートがうまくいっていない」ことです。
コミュニケーション能力が低い
コミュニケーション能力が低い人は、言葉で自分の気持ちを伝えることがニガテなため、職場いじめという形で自分の感情を伝えようとします。
簡単にいうと思考が小学生レベルなので、嫌がらせをすることでしか自分の感情を表現できないということです。
デブ
3つ目の特徴は「デブ」ということ。
イギリスのエクセター大学などが14万5,000人以上を対象に行った研究によると、肥満や過体重がうつ病を引き起こし、幸福感を低下させるということが判明しています。
もちろんすべてのデブが職場いじめをするとは言いません。ですが、ボクの実体験からいうと、デブは性格に問題がある人が多く、職場いじめをする人が多かったです。
自分に自信がない
自分に自信がない人は、特定の人をいじめて自分の力をアピールしようとします。
『自分を怒らせると、こんな目に遭うんだぞ』と周りの人にアピールし、自分の弱さを隠そうとします。
職場いじめを受けやすい人の特徴
「いじめはいじめられる側にも問題がある」というコトバを聞いたことがある人も多いはずです。
たしかにその通りでして、職場でいじめられやすい人というのは存在します。
ではどのような人が職場いじめを受けやすいのか、解説していきますね。
仕事のミスが多い
仕事のミスが多いと注意やアドバイスを受けることが増えるので、結果的にキツイ言葉をいわれたり、冷たい態度をとられることが増えるでしょう。
そしてこの積み重ねが、職場いじめに発展していくケースがあります。
仕事ができる
仕事のミスが多いと、職場いじめにつながるケースがあると説明しましたが、反対に仕事ができると職場いじめにつながるケースもあります。
たとえば仕事のできない同僚やセンパイ社員からの嫌がらせです。
なぜなら仕事のできる社員は上司から可愛がられるので、仕事のできない人間から恨まれることがあるからです。
見た目が悪い(ブサイク)
ブサイクは仕事ができなさそうに見えるため、いじめのターゲットになりやすいです。
例えば米倉涼子さんや篠原涼子さんは、仕事ができそうなイメージがありませんか?
このように、見た目がいい人は、見た目だけで仕事ができそうだと思われます。
もちろん見た目がすべてとは言いません。しかし残念ながら、人は”無意識”のうちに人を見た目で判断します。
実際ボクは二重整形をしてから、職場いじめがピタッとなくなりました。
職場いじめを乗り越えるために整形をするのはハードルが高いですが、もしあなたが見た目に自信がないなら、見た目を整えることをオススメします。
見た目がいい(美人・イケメン)
ブサイクが職場いじめになることもありますが、反対に見た目がいいことが職場いじめの原因となることもあります。
なぜかというと見た目がいいことで、仕事ができなくても可愛がられたり、チヤホヤされてしまうからです。
このため一部の人間から”生意気”と思われてしまい、職場いじめのターゲットになってしまいます。
異性からのウケがいい
とくに女性に多いのですが男性ウケがいい女性は、『あの子は男の前でぶりっ子している』などの陰口を言われます。
女性は男性と違って集団行動を好むので、一人だけ男性ウケがいいと同性から嫌われてしまう可能性が高いです。
会社のルールを守らない人
たとえば会社のゴミ捨てや掃除といった雑用をテキトーにやる人は、職場いじめのターゲットになることがあります。
どれだけ仕事ができる人間でも、あくまでも会社は組織ということを忘れてはいけません。
もしあなたが会社のルールをないがしろにしているのであれば、会社のルールを守るように心がけましょう。
大人しくて、自分の意見を言わない人
このタイプは周りに合わせることができる良い人です。
しかしなんでも『YES』と答えていると、やる気がない印象や消極的な印象を与えてしまいます。
またこのタイプは、職場いじめを受けてもイヤな態度を見せずにガマンするため、いじめの加害者は被害者が苦しんでいることに気が付きにくく、職場いじめがどんどんエスカレートしていきます。
自己主張が強い
先に『大人しくて、自分の意見を言わない人』が職場いじめのターゲットになりやすいと言いましたが、逆に自己主張が強いタイプもいじめのターゲットになりやすいです。
なぜなら自己主張が激しいタイプは、相手の話をきちんと聞かずに自分の意見を押し通そうとしてしまうからです。
ただし自己主張が強い人は、周りの人間を引っ張る力があるので会社に大切な存在です。
とはいえ自己主張が強いタイプは周りの人間とぶつかりやすく、敵を作りやすい面もあります。
上司・同僚からのアドバイスに反抗的
周りからアドバイスを受けたとき素直に聞くことができない人は、『生意気』や『扱いにくい』というレッテルを貼られます。
そして周りから距離を置かれてしまい、職場で孤立していきます。
職場いじめの乗り越え方
最後に職場いじめの乗り越え方についてご紹介していきます。
録音・記録をする
スマホのボイスレコーダーやノートに、いじめの日時・内容を詳しく記録しておきましょう。
証拠を揃えておくことで裁判で有利になるほか、退職するときに『会社都合退職』にしてもらうことができるため、失業保険をもらうときのメリットが大きくなります。
診断書をもらう
診断書をもらえば、あなたをいじめている相手に何らかの処分を与えることができたり、あなたが別の部署に移動できるキッカケになります。
さらに診断書をもらって休職することができれば、給料をもらいつつ自分の時間を確保することができます。
実際ボクは診断書をもらって休職した経験がありますが、診断書をもらうのは簡単です。
転職をする
転職をすれば、物理的に職場いじめから抜け出すことができます。
難易度はやや高いですが、転職ができれば今の職場いじめから100%抜け出すことができます。
実際ボクは転職して職場いじめから抜け出すことができました。
第三者のサポートを受ける
一般的には職場の同僚や上司のサポートを受けるのが良いですが、職場に頼れる人がいないのであれば、労働組合や労働基準監督署、法テラスなどのサポートを受けてみるのも良いでしょう。
なので上記サービスは会社へ相談する前に使用し、自分の状況を整理するために使用すると良いでしょう。
職場いじめを乗り越えるときの注意点
職場いじめを乗り越えようとアクションを起こすことは大切ですが、間違ったアクションを起こしてしまうと、むしろ状況を悪化させてしまうことがあります。
ここでは職場いじめを乗り越える時にやってはいけない行動をお伝えしていきます。
職場の人間に相談するときの注意点
いじめの加害者と相談相手の関係性をチェックしておきましょう。
なぜなら相談した相手が、いじめの加害者に相談内容を話してしまうリスクがあるからです。
ですので職場の人間に相談するときは職場いじめをしている人間と、相談相手の関係性を事前にチェックしておきましょう。
労働局などの社外に相談する場合の注意点
相談員があなたの会社に直接連絡をする場合があるので、会社に連絡してほしくない場合は事前に伝えておきましょう。
例えばいきなり労働局から上司に連絡がいくと、上司は不快な気分になるはずです。
なので労働局などの窓口に相談するのであれば、先に上司に相談しておくなどの手を打っておきましょう。
もし上司からも嫌われてしまうと、会社での居場所がどんどん無くなっていきます。
ですので社外の窓口に相談するのであれば、順番を間違えないようにしましょう。
上司に相談するときの注意点
上司から職場いじめの加害者に注意させてはいけません。
そしてその怒りによって、職場いじめがさらにエスカレートするリスクがあります。
なので上司に相談するときは加害者に直接注意してもらうのではなく、いじめが起きている事実を理解してもらうだけにしましょう。
いじめが起きていることを上司に理解してもらうことで、部署の異動や休職の手続きがスムーズに進みやすくなります。
なので上司から加害者に注意してもらうのではなく、いじめが起きている状況を理解してもらうだけにしましょう。
まとめ:職場いじめを受けたら、何かしらのアクションを起こそう
職場いじめは我慢していてもなくなりません。
むしろあなたが何も言い返さないことを良いことに、いじめがエスカレートする可能性すらあります。
マジメな人ほどいじめを我慢しがちですが、無理は長く続きません。
実際ボクは職場いじめがキッカケで、約1年引きこもり生活をしており、社会復帰するのに2年がかかってしまいました。
ですので職場いじめを受けたら、小さなことでも良いので、何かしらのアクションを起こすことを強くオススメします。
会社にはいじめを防止する義務がある
2019年5月「パワハラ防止法」が成立し、パワハラ対策をしていない会社は国から処分を受けることになりました。
つまり職場いじめをしている人は、犯罪をしているのと同じであり、それを放置している会社も国からの処分を受けることになります。
このことからわかる通り、職場いじめはあなただけの問題ではなく、国としての問題なのです。
P.S.令和は転職が当たり前の時代。何度でもやり直せる。
本記事の中でもお話ししましたが、2020年の転職者数は過去最高の351万人でした。
なので本記事で紹介した職場いじめの乗り越え方を実践しても、職場いじめがなくならないようであれば、転職して職場の人間関係をリセットしましょう。
もちろん転職は失敗するリスクもあります。
ですが正しい方法で転職活動をすれば確実に転職を成功させることができます。
それでは以上で今回の内容を終わります。
この記事があなたのお役に立てたら嬉しいです。