転職して人生狂った話|どん底から立ち直れた理由とは?
転職して人生狂った…
このようなお悩みにお答えしていきます。
はじめまして、6度の転職を経験しているゆうやです。
前職に不満があって転職したのに、転職先はもっとブラックだった…。
という経験をしたことのある人もいるでしょう。
社会人は起きている時間の大半を仕事に費やすので、転職に失敗すると最悪です。人生狂ったと感じるのも無理はありません。
しかも転職してすぐ転職活動すると企業からの印象も悪いので身動きが取りにくいですしね…。
だけどもう大丈夫です。
この記事では6度の転職をし、現在は人材採用を担当している僕が、転職して狂った人生を立て直した方法をまとめました。
この記事を読めば、転職して狂った人生を立て直すことができますよ。
では前置きはここまでにして本題に入ります。
転職して人生狂った話
ここでは僕が転職して人生狂った話をします。
①年収160万円ダウンの転職
1つ目の転職して人生狂った話は、年収160万円ダウンの転職です。
前職は警察官で400万円ほど貰っていたのですが、転職先は配管工で年収240万円でした。
しかも配管工は休日出勤をしても、サービス出勤扱いで、残業代なし。
なぜこんなブラック企業に転職したのかというと、転職先を決めずに前職を辞めてしまったからです。
転職先を決めずに退職したせいで、焦って転職先を決めてしまったんです…。
②会社が倒産寸前で希望退職
次に紹介する転職して人生狂った話は、転職先の会社が入社4ヶ月目で倒産危機に追い込まれ、希望退職を募集した話です。
当時の僕は26歳で転職しやすい年齢ということもあり、このまま倒産リスクの高い会社で働くより、転職した方が良いと思い希望退職しました。
ただ26歳で2度目の転職ということもあり、引越し代などが重なり貯金が底をつく寸前でした。
③求人詐欺に遭い1ヶ月で退職
前職を希望退職してからは、WEBデザイン職業訓練に通ってからデザイン会社に就職しました。
しかし就職した会社は、のちに求人詐欺で有名になるほどのブラック企業。
会社名を挙げるのは控えますが、ググると悪評がたくさん出てきます。
よく調べて入社しなかった僕が悪いのですが、この会社は退職代行を使い1ヶ月で退職しました。
④面接すらさせてもらえない
入社してすぐに会社が倒産したり、求人詐欺に遭うなどの不運もありましたが、おかげで僕の履歴書はボロボロになりました。
当時は26歳で転職しやすい年齢とはいえ、2度も短期離職していると面接すらさせてもらえませんでした。
しかし稼がないと生活できないので、アルバイトの掛け持ちや、UberEatsの配達をして食いつなぐ日々でした。
この時点でかなり人生狂ってるよね。
⑤貯金が尽きネットカフェで生活
短期間に転職を繰り返したせいで、どの会社からも相手をされなくなった僕はついに貯金が底を尽きました。
こうなると、当然ですが家賃を払えないので、アパートを解約することになります。
『親に頼ればいいじゃん!!』と思うかもですが、僕の実家は母子家庭で、母はダブルワークするほど貧乏なので、親に頼れませんでした。
なので僕は1ヶ月ほどネットカフェで生活することになりました。
ちなみに僕のお気に入りのネットカフェは五反田のコミックバスターです。
転職して狂った人生を立て直した話
ここまでは僕が転職して人生狂った話をしました。
しかし現在は企業で採用担当をするなど、人生を立て直すことに成功しました。
どのように狂った人生を立て直したのか解説しますね。
たまたま
転職して人生狂った状態から立ち直れたのは「たまたま」です
ふざけないでよ…
と思うかもですが、計画的偶発性理論(けいかくてきぐうはつせいりろん)といって、ちゃんとした考え方です。
計画的偶発性理論とは??
計画された偶発性理論とは、スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授らが提案したキャリア論に関する考え方。 個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される。その偶然を計画的に設計し、自分のキャリアを良いものにしていこうという考え方。
Wikipedia
ようするに、キャリアは予想外のことで決まるんだから、それをポジティブに捉えていこうぜ!!的な考え方です。
計画通りにキャリアを形成できる人は、約2割しかいないらしいよ。
この考えを知ってからは、今までの転職失敗をポジティブに捉えようと頑張りました。
体育会系の職場が向いてないことがわかった
焦って転職するのは良くないことがわかった
経営状態を調べないと痛い目を見ることがわかった
短期間に転職を繰り返すと、面接すらさせてもらえないことがわかった
こんな感じですね。
こうして見ると、転職失敗によって得た学び・気づきも多いことがわかりました。
だからなに??
短期離職を複数回すると、面接すらさせてもらえないことがわかったので、短期離職している人でも働ける就職先を探すようになりました。
しかし短期離職している人でもOKな求人は、年収や福利厚生がショボくて、ブラック企業ばかりだとわかりました。
このような視点で転職活動できたのは、転職して人生狂ったおかげです。
キャリアコーチングとの出会い
これも「たまたま」なのですが、いつも通りネットサーフィンしていると、ポジウィルキャリアというサービスの存在を知りました。
ポジウィルキャリアはキャリアの悩みを相談できるサービスで、転職エージェントのように転職をゴリ押ししてきません。
たとえばポジウィルキャリアでは以下の悩みを相談できます。
- 自分に合う働き方がわからない。
- 短期離職をしてしまい内定が出づらくなってしまった。
- 合わない会社に居続けてメンタルが消耗。
これらの悩みを転職エージェントに相談すると、
転職しましょう!!
と言われ、合わない求人をゴリ押しされ転職失敗するのがオチですからね。
そんなわけで僕はポジウィルキャリアを利用したのですが、これが大きな転機になりました。
転職エージェントとの出会い
先述したとおり、ポジウィルキャリアを利用した僕は、人生のどん底から抜け出すキッカケを掴みます。
というのも、ポジウィルキャリアは短期離職している僕でもホワイト企業に就職する方法を教えてくれたんです。
その方法はいたってシンプルで、ジェイックや第二新卒エージェントneo、ウズキャリを利用すること。
これらのサービスは、フリーターや第二新卒、短期離職をしている人の就職に特化した就職エージェントです。
これらのエージェントが紹介してくれる求人は、経歴ではなくやる気や人柄を評価してくれるので、経歴に傷があっても利用できるのがポイント。
またブラック企業を排除するための基準を設けており、スタッフが実際に職場見学をしているため優良企業の求人が多いです。
おかげで僕は1ヶ月で5個の内定をもらうことができ、転職して狂った人生を立て直すことができました。
手に職をつけるのも有効
転職して人生狂ったら、手に職をつけてみるのも有効です。
たとえば英語力やプログラミングスキルは、市場価値を上げやすく転職に有利なスキルです。
身につけるのは大変なスキルですが、大変だからこそライバルと差別化できるのでオススメです(医者や弁護士を目指すよりハードルも低いですし)。
それに今の時代はオンラインで英語力もプログラミングスキルも身につけられます。
市場価値を高めれば転職強者になれるので、転職して人生狂った人は、これを機にスキルアップしてみてはいかがでしょうか。
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職業訓練を受けるのもアリ
転職して人生狂ったら、職業訓練を受けるのも良いですよ。
職業訓練は失業保険をもらいながらスキルアップできる制度で、厚労省とハローワークが連携して行なっている事業です。
失業保険をもらえない人でも、月10万円の給付金をもらいながら利用できるので、幅広い人にオススメな制度です。
僕も職業訓練を受けていたよ!
職業訓練を受講したい方は、以下の記事を参考にしてくださいね。
転職して人生狂った原因7選
独自のリサーチによって、転職して人生狂った人には以下の共通点があることが判明しました。
- 焦って転職先を探していた
- 前職の方が条件がよかった
- 嫌なことがあったらすぐ辞めた
- 内定獲得がゴールになっていた
- 入社したら人間関係が最悪だった
- 会社の雰囲気が合わなかった
- 雇用条件が悪化した
それぞれ解説しますね。
焦って転職先を探していた
転職して人生狂った原因の1つとして、焦って転職先を探していたことが挙げられます。
焦って転職先を探すと、労働条件などを見落としてしまい入社後のギャップにつながり、思ってた仕事内容と違う…感じてしまうことも。
次の仕事を決める前に退職すると、転職を焦りやすいので、転職活動は仕事を続けながら行うことをオススメします。
前職の方が条件がよかった
転職して人生狂った人の中には、前職の方が条件がよかったと感じる人もいるでしょう。
年収や福利厚生は、求人票を見ればなんとなくイメージできますが、残業や人間関係、有給取得率は入社してみないとわからないですからね。
前職は残業なしでワークライフバランスが充実していたのに、転職してからワークライフバランスが崩壊した…なんて話はよくあることです。
このような悲劇を招かないためにも、企業から内定をもらったらカジュアル面談をお願いし、現場の社員と話する機会を作ってもらうといいですよ。
内定後のカジュアル面談なら、聞きにくいことを聞きやすいですからね。
もしカジュアル面談で、現場の社員が会社の不平不満を漏らしているようなら、その会社に入社するのはやめた方がいいです。
嫌なことがあったらすぐ辞めた
転職して人生狂った人の中には、嫌なことに直面すると、すぐに転職してきた人もいるのではないでしょうか。
僕の場合は仕事でストレスが溜まったり、人間関係がうまくいかなくなると、誰にも相談せず転職してきました。
いわゆる『辞めグセ』ですね。この辞めグセのせいで僕は3年以上働いた経験が1度もありませんでした。
「最低でも3年は働いた方がいい」と言われますが、本当にその通りだと思います。
なぜなら最低でも3年働かないと、企業からのイメージが悪くなり面接で不利になるからです。
それだけでなく、3年働かないと仕事の全体像が掴めないので、何もスキルが身につきません。
こうなると転職しても年収や待遇が良くならず、いわゆるジョブホッパーになります。
なので嫌なことがあると転職してきたせいで、僕の人生は狂ったのだと思います。
内定獲得がゴールになっていた
転職して人生狂った原因として、内定獲得がゴールになっていたことも挙げられます。
内定獲得がゴールになると、細かい労働条件などを気にせず入社してしまうため、人生が狂いやすいです。
僕の場合は、次の転職先を決めずに退職してしまったので、収入のない焦りから内定獲得を焦ってしまいました。
そのせいで入社してから後悔するパターンを何度も繰り返してしまったのです。
そして気づいたころにはキャリアがボロボロになっており、書類選考すら通らなくなりました。
なので内定獲得がゴールになってしまうと、転職して人生が狂いやすいです。
入社したら人間関係が最悪だった
せっかく転職したのに、入社したら人間関係が最悪だった…。
なんて経験のある人もいるかもしれません。
いくら年収や待遇が良くても、人間関係が最悪だったら心身を病んでしまいますから。
海外の研究によれば、人間の幸福度は、良好な人間関係によって決定されると言われるくらいです。
なので転職先の人間関係が最悪だった人は、転職して人生が狂ったと感じるのも無理はありません。
部署異動をお願いするか、人事部に相談して何らかの対応をしてもらうことをオススメします。
会社の雰囲気が合わなかった
転職して人生狂った人のなかには、会社の雰囲気が合わなかった人もいるでしょう。
- 大人しい性格なのに体育会系の会社
- 野心家なのにアットホームな職場
- プライベートを大切にしたいのに飲み会の多い会社
こんな感じで、人によって会社に求めるものが違います。
このようなミスマッチを起こすと、いくら仕事にやりがいがあっても長く続けるのはしんどくなります。
なので転職活動をするときは、自分が会社に求める基準を明確にすることが大切です。
自分に合う会社がわからない人は、ポジウィルキャリアやASSIGNを利用するといいかもしれませんよ。
雇用条件が悪化した
転職して人生狂ったと感じる人のなかには、入社後に雇用条件が悪化した人もいるでしょう。
たとえばボーナスのカットや給料のダウン、残業の増加などです。
入社当初は転職成功したと思っていた人でも、部署移動や経営悪化によって起こり得る話です。
実は僕もこのパターンの転職失敗を経験しており、会社の経営不振によってボーナスが全額カットされました。
やばい会社に入社しないためには、以下2つだけは最低限チェックしておきましょう!
- 残業時間や賞与の有無、年間休日などをチェック
- 平均勤続年数と3年後離職率をチェック
残業が多すぎた
残業が想像以上に多いと感じたときにも、転職して人生狂ったわ…と感じやすいです。
残業時間が、1ヶ月あたり100時間以上、もしくは2~6ヶ月の平均が80時間を超えている人は要注意です。
なぜなら1ヶ月あたり100時間以上、もしくは2~6ヶ月の平均が80時間の残業をすると、過労死リスクが高まるからです。
そんな職場は退職代行モームリを使って、即日退職した方がいいです。
「転職して人生狂った」に関するよくある質問
- 転職して人生狂ったらどうすればいいですか?
-
転職して人生狂ったら、取れるアクションは5つあります。
- 転職する。
- 部署を変えてもらう。
- 最低3年は頑張ってみる。
- 自営業になる。
- 手に職をつけて転職しやすい人材になる。
どれを選ぶかは、あなた次第ですが、僕がオススメするのは⑤です。
手に職をつけてしまえば、会社から「選ばれる」側から「選ぶ」側になれますからね。
- 転職しなければよかったと後悔しています。
-
後悔する気持ちは痛いほどわかります。しかし後悔しても時間を巻き戻せるわけではありません。
後悔につながった原因を洗い出して、次の転職に活かすしかありません。
一度転職に失敗すると人気企業に入社するのは難しいですが、中小企業なら採用してくれる可能性が高いので目指してみるのもいいですよ。
中小企業で実績を積んでスキルアップすれば、大企業に再転職できますしね。
中小企業に就職するのが恥ずかしいと思ってる人は視野が狭すぎる 中小企業に就職するの恥ずかしなあ…。 このように思っている人は多いかと思います。 たしかに大企業に入社するために勉強や部活を頑張ったのに、中小企業にしか就職でき… - 転職失敗して恥ずかしいです…
-
恥ずかしがる必要はありません。失敗するのは行動した証拠なので胸を張ってください。
人生最大のリスクは何も挑戦しないことです。転職しなかったことを後悔している人もいますからね。
それに転職失敗したことを笑ったり、バカにしてくる人は低レベルです。
だって大谷翔平選手が他人に失敗をバカにすると思いますか?しないですよね。つまりそういうことです。
ちなみに転職会議の調べによれば4人に1人は転職に失敗しているそうです。
なので転職失敗しても恥ずかしいと思わなくて大丈夫ですよ。
- 転職して後悔から立ち直れません。
-
転職の後悔から立ち直れないなら、出戻り転職をしてみてはいかがでしょうか。
辞めた会社に戻るのは恥ずかしいかもですが、背に腹は変えられません。
もし出戻りが難しいなら、新たに転職先を探すか、今の会社で頑張るしかないです。
ただしメンタルが弱っている状態で大きな決断をするのはよくないので、失業保険をもらってじっくり考える時間を作るのもいいですよ。
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転職して人生狂ったとしてもやり直せる
今回は僕が転職して人生狂った話をしました。
一時期は貯金が0円になり、ネカフェ生活をしていましたが、現在はなんとか挽回できました。
ぜひ僕のことを反面教師にしていただき、あなたは僕のような失敗をしないことを心から祈っています。
この記事で紹介したリンク
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