上京就職して人生変わった話&上京して後悔していること
この記事では、北海道の田舎で暮らしていた僕が、上京して人生が好転した話をします。
僕は2020年4月、26歳のときに北海道から上京しました。
上京を決意した理由は、YouTuberである「マコなり社長」の動画を見てITエンジニアになろうと思ったからです。
結果的にITエンジニアにはならず、営業職としてのキャリアを歩むことになりましたが、上京して本当に良かったと思います。
では具体的に、上京して何が良かったのか解説していきます。
上京就職して良かったと思う点
上京就職して良かったと思う点は4つあります。
- 仕事の種類が多く、未経験でも入社できる会社が多い
- 地方と同じ仕事量なのに年収が高い
- 面倒な人間関係に巻き込まれない
- 人として成長できた
仕事の種類が多く、未経験でも入社できる会社が多い
東京をはじめとする都心は、地方と比べて仕事の種類が多く、未経験でも入社できる会社が多いです。
たとえば20代なら営業職→エンジニアのように大きなキャリアチェンジも可能です。
地方と同じ仕事量なのに年収が高い
僕が上京就職して1番驚いたのは、年収の高さです。
地方で働いているときは年収240万円でしたが、上京して就職しただけで年収350万円になりました。
「元々が低すぎだろ」と突っ込まれそうですが、僕にとってはかなり衝撃でした。
面倒な人間関係に巻き込まれない
面倒な人間関係に巻き込まれないのも、上京就職のメリットです。
地方で生活していると、いつも誰かに監視されているような感覚なので、肩身が狭いです。
それから地方には親切な人も多いのですが、お節介な人も多いです。
今の若い人は他人に干渉されたくないと考える人が多いので、地方より都会の生活が合う人が多いと思います。
人として成長できた
上京してからは人として大きく成長できました。上京して成長できた理由は、周りに優秀な人が多いからです。
僕が地方で生活しているときは、高卒の友人が多く、お世辞にも優秀とは言えない人とつるんでいました。
しかし上京してからは、自分より頭の良い人とつるむようになり、彼らの思考や行動から多くの学びを得ることができました。
たとえば優秀な人ほど睡眠や日々の健康管理を大切にし、習慣を大切にしていることがわかりました。
おかげで僕も筋トレや読書を習慣化できるようになり、人として成長することができました。
上京就職するなら生活費3.5ヶ月分の貯金があると安心
もし上京就職するなら、生活費3ヶ月分の貯金があると安心です。
理由は転職活動にかかる期間は平均3.5ヶ月と言われているためです。
もし生活費3.5ヶ月分の貯金がないなら、実家暮らしやリゾートバイトをして貯金しておくといいですよ。
僕は実家暮らしとリゾートバイト、どちらも経験しましたが、リゾートバイトの方が圧倒的に貯金しやすかったです。
爆速で貯金するならリゾートバイト一択
リゾートバイトとはリゾート地にあるホテルなどで、住み込みで働くアルバイトのことをいいます。
最大のメリットは、寮費や水道光熱費がタダなので貯金しやすい点です。
またリゾートバイトには「温泉入り放題」や「スキーリフト無料券」など、さまざまな特典があります。
どうせ働くなら、楽しいに越したことはありませんから、あなたにもぜひトライしてみてほしいです。
貯金のない人は「上京サポート」を受けるのもアリ
「貯金はないけど上京したい」と考えている人もいるでしょう。
そんな人は上京サポートを受けてみるといいかもしれません。
ネットビジョンアカデミーでは、希望者に対し2ヶ月無料でシェアハウスを提供しています。
ただし、ネットビジョンアカデミーの研修を受けてITエンジニアに就職することが利用の条件となります。
ネットビジョンアカデミー利用者は、大半が未経験にもかかわらず就職率は98%なので、IT業界に興味のある人は利用を検討してみるといいでしょう。
上京就職して後悔していること
「上京就職して良かった」と思うことの方が圧倒的に多いのですが、振り返ってみると「ああしておけば良かったな」と思うことがあります。
ここでは上京就職して後悔していることを解説していくので、反面教師にしてもらえればと思います。
上京する前に就職先を決めておけばよかった
僕は上京してから就職先を探しました。
無事に内定をもらえたのですが、住んでいる場所から会社までが遠かったので、上京してすぐに引っ越すことになりました。
今の時代はオンラインで選考を受けられる企業も多いので、上京する前に就職先を決めておけば良かったなと後悔しています。
上京就職を成功させるコツ
東京には多くの求人がありますが、裏を返せばブラック企業の求人も多いです。
このため就職活動になれてない人や、初めて転職活動をする人はブラック企業に入社しないよう注意が必要です。
ではどうすれば上京就職を成功させられるのか?
上京就職を成功させた僕の実体験をふまえて解説していきます。
求人票に「アットホーム」「フラット」などの記載がないかチェックする
求人票をみると、たまに「アットホームな職場です」「フラットな雰囲気です」といった記載を見かけることがあります。
このような記載をする企業は、数字でアピール実績がないことが多いです。
なので「アットホーム」や「フラット」といった、あいまいな表現に逃げます。
もし選考を受けている企業の求人に「アットホーム」「フラット」という記載があったら要注意です。
「〇〇年後に〇〇の仕事を任せます」のように具体的なキャリアプランを聞いておきましょう。
有価証券で「平均勤続年数」をチェックする
上場企業であれば、金融庁が運営しているEDINETで有価証券をチェックできます。
有価証券を見れば「平均勤続年数」や「社員の平均年齢」、「平均年間給与」がわかります。
使い方は以下のとおりです。
大卒の3年後離職率がおよそ30%なので平均勤続年数が3年以下の会社には注意したほうがいいです。
中小企業の情報を調べたい方は「就職四季報 優良・中堅企業版」を使って調べる方法もあります。
その他にも、転職エージェントに教えてもらう方法もあるので、自分に合った方法で調べてみるといいですよ!
グローバルニッチトップ企業を探す
グローバールニッチトップ企業とは、かんたんに言うと「世界で高いシェア率を誇り、優れた経営を行っている中堅・中小企業」のことです。
経産省が「グローバルニッチトップ企業100選」として公表しているので、まさに国が認めたホワイト企業といえます。
グローバルニッチトップ企業の探し方は簡単です。
- ニッチトップ
- 独自技術
- シェアNo. 1
- リーディングカンパニー
この2ステップでグローバルニッチトップ企業を見つけることができます。
ただし採用活動を行なっていないグローバルニッチトップ企業も多いです。
しかしここで諦めるのはもったいないです。大抵の企業は「いい人がいれば採用したい」と考えているからです。
なので採用を行なっていなくても、企業HPの問い合わせページから、履歴書・職務経歴書を送ってみるといいです。
履歴書・職務経歴書の完成度が高ければ、直接会ってくれる可能性が高いです。
履歴書・職務経歴書の完成度を高める方法は、こちらで解説しているので参考になさってください。
職業紹介優良事業者を利用する
ここまでは自分でブラック企業を避けるテクニックを紹介しましたが、忙しくて自分で求人を探せない人もいるでしょう。
そんな人は職業紹介優良事業者を利用するといいです。
職業紹介優良事業者とは簡単に言うと、一定の基準を満たしている転職エージェントのことです。
全国には約17,000の転職エージェントがありますが、そのうち優良事業者に認定されているのは約40社だけです。
僕が上京就職を成功させることができたのも、職業紹介優良事業者であるジェイックを利用したからです。
「くるみんマーク」「トモニンマーク」「えるぼし」「ユースエール」「ホワイトマーク」取得企業を調べる
- 「くるみんマーク」
- 「トモニンマーク」
- 「えるぼし」
- 「ユースエール」
- 「ホワイトマーク」
これらの認定を受けている企業を探すのも1つの手です。
それぞれの認定がどのような意味を持つのか説明しますね。
くるみんマーク
「くるみんマーク」取得企業は「子育てサポート企業」として厚生労働省の認定を受けた企業のことを指します。
さらに高い水準で取り組みを行っている企業には「プラチナくるみんマーク」が与えられています。。
「くるみんマーク」の取得企業一覧はこちらのページからご覧いただけます(厚労省のサイト)。
トモニンマーク
「トモニンマーク」取得企業は「介護支援を行っている企業」に与えられるマークです。
2024年5月現在では取得企業一覧の公表はされていません。
えるぼし
「えるぼし」は女性の活躍推進を行う企業に与えられるマークです。
認定企業はこちらから確認できます(厚生労働省)。
ユースエール
ユースエール認定企業は、厚生労働省が「若者の採用や育成を積極的に行っている」と認めた企業のことです。
20代で経歴に自信がない方は狙ってみるといいかもしれません。
認定企業はこちらからご覧いただけます。
ホワイトマーク
「ホワイトマーク」は厚生労働省から安全衛生優良企業として認定された企業に与えられるマークです。
認定企業はこちらからご覧いただけます。
まとめ
今回は上京就職して人生が変わった要因を解説しました。
上京することで得られる最大のメリットは選択肢の多さです。
仕事だけでなく、趣味や娯楽、恋愛相手、、、さまざまな面で選択肢が多いです。
家賃や物価が高いと思われがちですが、平均年収も高いので問題ありません。
またイエプラのようなチャット不動産を活用すれば、東京23区内でも安い物件を見つけられます。
それでも不安ならマンスリーマンションを借りて、お試しで上京してみるのもいいでしょう。
環境を変えれば行動が変わり、行動が変われば、人生が変わります。
ぜひこれを機に、上京就職することを検討していただければと思います。
貯金のない人が上京する方法はこちらの記事で解説してるので、こちらも参考にしてみてください。
というわけで以上です!