警察官に転職して後悔したこと5選!辞めてよかったと思うこと
- あなたは警察官に転職して後悔している人を探していますか?
- それとも警察官に転職しようか迷っているけど、後悔しないか不安ですか?
本記事は上記2つの悩みを解決するために作成しました。
はじめまして、元警察官のゆうやです。
僕はフリーターから警察官に転職しましたが、後悔してわずか2年で退職しました。
本記事はこのような経歴の僕が、警察官に転職して後悔したポイントを5つ紹介していきます。
この記事を読めば、警察官に転職して後悔せずに済みますよ。
すでに警察官として勤務しており、後悔している人は元警察官を優遇してくれる求人7選を参考になさってください。
では前置きはここまでにして本題に入ります。
警察官に転職して後悔したこと5つ
警察官に転職して後悔したこと5選は以下の通りです。
- 常にストレスがかかる
- プライベートに制限がある
- 人間関係がキツイ
- キャリアチェンジが難しい
- 悲惨な現場に立ち会うこともある
それぞれ説明していきます。
常にストレスがかかる
警察官の仕事は常にストレスがかかります。
犯罪や事故、災害の現場にすぐ駆けつける必要があるため、休みの日も連絡が取れる状態にしておく必要があるからです。
仕事中はもちろん、休日も市民から見られているため気を休める暇がありません。
こうしたストレスの積み重ねが、心拍数や血圧の上昇、心臓病や高血圧などの健康問題を引き起こすとされています。
プライベートに制限がある
警察官はシフト制の勤務に加え、急な呼び出しがあるため、家族や恋人、友人との時間が制約されます。
特に休日や深夜の仕事が多いため、プライベートの予定を立てにくいです。
このためワークライフバランスを充実させたい人が警察官に転職すると後悔するでしょう。
人間関係がキツイ
警察組織は「階級社会」で運営されています。
上司の指示は絶対で、下の人間が上の人間に意見を述べたり、指示に逆らうことはできません。
これによりフラストレーションが溜まり、警察組織への不信感につながります。
また上の人間が、下の人間に対してハラスメントを行うこともあります。
こうした職場環境で働いていると、次第にメンタルがボロボロになっていきます。
キャリアの選択肢が狭まる
警察官のスキルは特定の業務に特化しているため、転職で苦労しやすいです。
セキュリティ会社や探偵事務所、自動車教習所のように、特定の業界でしかスキルを活かせないからです。
一度警察官としてキャリアを歩んでしまうと、その後のキャリアの選択肢が少なくなる点は覚えておいた方がいいです。
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悲惨な現場に立ち会うこともある
警察官は事故現場で仕事をすることもあり、暴力や事故、虐待など悲惨な状況に立ち会うことも多いです。
なかにはトラウマを抱えるような出来事もあり、心を病んでしまう人もいます。
警察官を辞めて良かったと思うこと
警察官を辞めた良かったと思うことは以下の4つです。
- ストレスの軽減
- ワークライフバランスの改善
- 健康になった
- 人間関係が広がった
それぞれ説明していきます。
ストレスの軽減
警察官の仕事は肉体だけでなく、精神的にもきついです。
犯行現場での対応や、交通指導、市民の安全を守るという使命があるため、常にストレスにさらされています。
また勤務時間外も急な呼び出しに備えて、いつでも連絡が取れる状態にしておく必要があるため、息抜きすらできません。
警察官を辞めることで、これらのストレスから解放され、休日をリラックスして過ごせるようになったのは嬉しいです。
ワークライフバランスの改善
交番勤務の警察官は、不規則なシフト制で夜勤もあるため、家族や恋人、友人との時間を作るのが難しいです。
また警察官は勤務地から離れる場合に申請が必要なため、気軽に出かけられません。
警察官を辞めてからは、規則正しい生活を送れるようになり、家族や恋人、友人との時間を増やすことができたので、辞めて良かったです。
健康になった
警察は長時間勤務かつ高ストレスなので、身体だけでなく精神的にもきついです。
慢性的なストレスによって、高血圧や心臓病、睡眠障害を抱えている人は多いですし、うつ病や適応障害で休職している人も多いです。
僕も適応障害になって休職していたよ。
また悲惨な事故・事件の対応でトラウマを抱えている警察官もいます。
ですが警察組織は『階級社会』で上の命令は絶対なので、精神や肉体の悩みを上司に相談しにくいデす。
このような労働環境のせいで、警察官には鬱病やPTSDといった精神疾患を発症する人が多いと言われています。
人間関係が広がった
警察官は自分の身分を周りの人に伝えられないので、悩みを他人に打ち明けることができません。
また気軽に交友関係を広げられないデメリットもあります。
警察官を辞めることで気軽に人脈を広げられるので、より多くの人から良い影響を受けることができたので辞めてよかったです。
警察官に転職して後悔しないためには?
警察官に転職して後悔しないためには、事前に警察の仕事が自分に向いてる仕事なのか理解することが大切です。
具体的には以下のポイントを押さえておけば、警察官に転職して後悔せずに済みます。
- 警察官の仕事を理解する
- 自分の適性を知る
- 警察官になるメリット・デメリットを理解する
- 中長期的なキャリアを考える
- 現役or元警察官からの情報収集
1つずつ説明していきますね。
警察官の仕事を理解する
警察官には仕事は部署ごとに異なります。どのような業務が自分に向いているのか具体的に理解しておきましょう。
たとえば交番のおまわりさんは地域課に所属しており、パトロールや交通違反の取り締まり、不審者の発見、地域住民とのコミュニケーションを取るのが仕事です。
一般的には、警察学校を卒業してからは地域課で全体的な警察業務を学びます。
そこから刑事課や交通課、生活安全課、警備課といった専門部署に配属されます。
これらの業務のうち、どの業務に興味があり、適性があるのか考えることで、警察官に転職して後悔せずに済みますよ。
自分の適性を知る
警察官の仕事は精神・肉体ともにキツい思いをすることが多いです。
危険な状況や緊張感のある場面に遭遇することも多いので、ストレスへの強さが求められます。
このため自分がどれくらいストレスに耐えられるのか知っておくことが、警察官に転職して後悔しないためのポイントです。
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参考までに僕の診断結果を載せておきますが、かなり当たっていました。
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警察官になるデメリットを知っておく
警察官は子供の憧れの職業ランキングでは上位になるほど人気の職業ですが、デメリットも多いです。
以下が警察官になるデメリットです。
- 夜勤や休日出勤があり不規則な勤務
- 長期的なストレスにされされる
- 危険な場面に遭遇する
- 階級社会なので上の命令は絶対
- 転勤や異動が多い
- プライバシーが制限される
- キャリアの選択肢が限られる
警察官への転職を目指す人は、これらの点を十分に理解し、自分の適性やライフスタイルに合うかどうか慎重に考えることが大切です。
中長期的なキャリアを考える
警察官に転職したらどのようなキャリアを歩んでいきたいのか、5年後、10年後の姿をイメージすることも大切です。
警察は他の仕事よりも怪我や病気で働けなくなるリスクが高いので、他業種へ転職する可能性も考えておくと安心ですよ。
現役or元警察官からの情報収集
現役の警察官や元警察官から話を聞き、実務について教えてもらうことは、転職後の後悔を防ぐために有効です。
元警察官や現役警察官の知人がいない人は、僕が書いた記事を読んでみてください。
僕はすでに警察を辞めた人間なので、言いたいことを言えます。
ただし僕は警察を辞めた人間なので、警察に対してややネガティブな意見が多くなっていることには注意してください(笑)
警察に転職しようか迷っている人におすすめの記事は以下のとおりです。
警察官に転職して後悔している人へ
この記事を読んでいる人のなかには、すでに警察官に転職して後悔している人もいるでしょう。
そんな人におすすめのアクションは以下の通りです。
- 後悔の原因を明確にする
- 転職を検討する
- 第三者に助けを求める
- 警察のポジティブな面に目を向ける
- 異動を検討する
- 長期的なキャリアを考えてみる
- 自分を大切にする時間を作る
後悔の原因を明確にする
まず警察官に転職して後悔している原因を特定しましょう。
たとえば職務内容や勤務時間、人間関係、危険な仕事など、何があなたにとって負担になっているのか考えてみましょう。
原因が明確になれば、解決策を考えやすくなり、後悔から抜け出すためのキッカケをつかめます。
第三者に助けを求める
同僚や上司、カウンセラーに相談することで、自分の気持ちが整理でき、解決の糸口を見つけられるかもしれません。
警察組織にはメンタルヘルスを支援する部門があるので遠慮せず利用するようにしましょう。
サポートを受けることで、孤独感やストレスを和らげることができるはずです。
警察のポジティブな面に目を向ける
警察官の仕事で、自分がやりがいや達成感を感じる部分を見つけましょう。
日々の業務の中で、ポジティブな面や自分の成長を感じる瞬間に目を向けることで、仕事へのモチベーションが維持できます。
警察官に転職したメリットが思い浮かばないなら、転職や異動を検討した方がいいかもしれません。
異動を検討する
あなたが警察官に転職して後悔しているのは、所属している部署の仕事や人間関係が合わないからかもしれません。
だとしたら部署移動を願い出てみるのも1つの手です。
異動を願い出るのはタダですし、いきなり転職するよりもリスクが低いのでお願いしてみるといいですよ。
転職を検討する
どうしても警察の仕事が合わないと感じるなら、転職するのも良いでしょう。
20代〜30代前半なら今からでもキャリアを立て直せますし、元警察官を評価してくれる企業は多いです。
周りからは苦労して警察官になったのに辞めるのはもったいないと言われるかもですが、合わない仕事をしながら生き続ける方がもったいないです。
関連記事
人生は一度しかありません。人生は死ぬまでの暇つぶしですから、楽しいと思える生き方をしましょう。
元警察官を優遇してくれる求人は以下の記事からチェックしてみてください。
長期的なキャリアを考えてみる
今は警察官に転職して後悔しているかもしれませんが、長期的に見ればメリットもあります。
民間企業と違って倒産リスクもないし、世間体も悪くありません。
困難を乗り越えた先の明るい未来をイメージするとモチベーションが復活するかもしれませんよ。
自分を大切にする時間を作る
疲れやストレスが溜まっているとネガティブ思考になり、冷静な判断ができなくなります。
日頃のストレスケアや十分な休息、リラックスできる時間を確保するようにしてみましょう。
趣味やリラックスの時間を取り入れることで、メンタルのバランスが保てますよ。
退職代行を使ってみる
警察官は階級社会であるため、上に意見を言いにくく、退職したくても伝えられない人が多いです。
恥ずかしながら、僕は退職することを上司に伝えられず、親に退職手続きをしてもらいました。
今の時代は退職代行があるので、利用を検討してみるといいかもしれません。
退職代行を使えば、貸与品も代わりに返してくれるし、申し込んだその日に退職できます。
僕の警察官時代の同期も、退職代行を使って退職したそうです。
警察官から転職するなら20代のうちに!
警察官の仕事は特定の業務に特化しているため、潰しが効きません。
なので警察官から転職するなら早い方がいいです。
20代後半までなら問題なく転職できますが、30代はかなり厳しいです。
30代の警察官が転職できないわけではありませんが、セキュリティ会社のような警察官と似たような仕事になりやすいです。
せっかく警察官を辞めたのに、また同じような仕事をするのはあまり得策ではないですよね。
なので警察官から転職するなら早い方がいいです。
実際に転職するかは別として、エージェントに相談だけでもしてみるといいですよ。
ジェイックや第二新卒エージェントneo
というわけで今回は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました!