職業訓練はやめとけって人の特徴【卒業生が解説】
職業訓練に通おうと思っているけど、やめとけっていう意見がチラホラ…。
職業訓練に通うのはやめた方がいいのかな?
職業訓練は短いものだと3〜6ヶ月、長いものだと1〜2年という長期間に及ぶものがあります。
なので間違った選択をすると、人生の貴重な時間がムダになってしまいます。
そこで本記事では、2020年10月から半年間、職業訓練に通っていたボクが、職業訓練に通うのはやめとけって人の特徴を解説していきます。
実際に職業訓練を受けたボクが本音でレビューしていくので、職業訓練を受けようか迷っている人は、参考にしてくださいね。
職業訓練はやめとけって人の特徴【卒業生が解説】
職業訓練はやめとけって人の特徴は以下のとおりです。
- 基本的なスキルが身についている人
- 講師の手厚いサポートを受けたい人
- 優良企業へ就職したい人
それぞれ説明していきます。
基本的なスキルが身についている人
職業訓練は基本的なスキルしか学ぶことができません。
なぜなら職業訓練の期間は3〜6ヶ月という短期間だからです。
なかには1〜2年の長期間におよぶ職業訓練もありますが、まだまだ一般的ではありません。
なので既に基本的なスキルが身についている人は、職業訓練はやめておいた方がいいです。¥
講師の手厚いサポートを受けたい人
職業訓練では手厚いサポートを受けられないと考えておいた方が良いです。
なぜなら職業訓練の講師は実践経験がなく、講師としての仕事しかしていない人がいるからです。
なかには優秀な講師もいますが、職業訓練の生徒からサブ講師になった人も結構います。
実際ボクの通っていた職業訓練では、職業訓練の生徒からそのまま講師になった人が5人ほどいました。
なので職業訓練のサポートはあまり期待しない方が良いです。
とはいえ講師の方々は、みんないい人なので楽しく学習できるよ!
優良企業へ就職したい人
職業訓練ではスキルを身につけるだけでなく、就職サポートもしてくれますが、優良企業へ就職するのはキビシイです。
なぜなら職業訓練はハローワークとして連携して事業を行っているからです。
というのもハローワークの求人は無料で掲載できるため、お金に余裕がない企業も求人を出せます。
お金のない企業が、高い給料を払ったり、福利厚生を充実させられるわけがありませんよね。
もちろん、ハローワークの求人全てがブラックとは限りません。
しかし確率的に、ハローワークの求人はブラック企業が多いのは間違いありません。
なので優良企業に就職したいのであれば、職業訓練ではスキルを身につけることに集中し、就職活度は民間の就職エージェントを利用するのがベストです。
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ボクも職業訓練に通いながらこれらのエージェントを活用し、ホワイト企業への就職を成功させました。
いずれも無料かつ経歴不問で利用できるので、職業訓練を受けながらスキマ時間で利用するのがオススメです。
職業訓練に行った方がいい人
職業訓練に行った方がいい人の特徴は以下のとおりです。
- 失業保険の受給期間を延長したい人
- 職業訓練受講給付金を受講したい人
- 学びたいことが明確な人
- 事前説明会に参加したうえで参加を決意した人
- 自走力がある人
それぞれ説明していきます。
失業保険の受給期間を延長したい人
職業訓練には2種類あって、そのうち「公共職業訓練」を受講すれば、失業保険の受給機関を伸ばすことができます。
失業保険がもらえる期間は、退職理由と雇用保険に加入していた期間によって異なります。
自己都合退職の場合
自己都合退職の場合、雇用保険加入期間によって、以下のとおり失業保険のもらえる期間が決定します。
- 1年以上10年未満の人“90日間”
- 10年以上20年未満の人“120日間”
- 20年以上の人“150日間”
会社都合退職の場合
会社都合退職とはリストラや倒産による退職のことです。
この場合の失業保険は、雇用保険の加入年数と年齢によって変わってきます。
- 30歳未満で雇用保険への加入期間が1年未満または5年未満:90日分
- 30歳未満で雇用保険への加入期間が5年以上または10年未満:120日分
このように退職理由が、自己都合か会社都合なのかによって、失業保険のもらえる期間が異なります。
しかし公共職業訓練を受けている間は、雇用保険への加入年数に関わらず、失業給付を受けられます。
たとえば1年間に及ぶ公共職業訓練を受ければ、その間は失業給付を受けられるのです。
なので失業保険の受給機関を引き延ばしたい方は、職業訓練に行った方がいいです。
職業訓練受講給付金を受講したい人
先ほどは、職業訓練の種類は2つあると言い、そのうちの1つである「公共職業訓練」を紹介しました。
次に紹介するのは「求職者支援訓練」です。
こちらは失業保険の受給資格がない人や、すでに失業保険の受給期間の終了した人が受けられる訓練です。
訓練期間中は「職業訓練受講給付金」として、月10万円の給付を受けられます。
学びたいことが明確な人
2023年6月14日時点、東京では以下41種類の職業訓練が開催予定です。
以上のようになっており、職業訓練の種類は非常に多いです。
したがって、やりたいことが明確でなければ、職業訓練を受講後に
- 「思ってたのと違う」
- 「他の職業訓練を受ければよかった」
という後悔につながります。
逆に言えば、これだけたくさんの職業訓練があるので、やりたいことが明確な人にとっては最高の環境と言えるでしょう。
なので、やりたいことが明確な人は職業訓練に行った方がいいです。
事前説明会に参加して受講を決意した人
職業訓練は開催時期が近づくと事前説明会を行なっています。
この事前説明会に参加することで、講師のレベルや教室の雰囲気を知ることができます。
また授業の一部を見学できるため、授業の雰囲気を知ることができます。
もし事前説明会に参加せずに、職業訓練の受講を決めてしまうと、理想と現実のギャップによって学習へのモチベーションが下がるリスクがあります。
逆に言えば、事前説明会に参加したうえで、訓練を受ける決意をしたのであれば、その気持ちに間違いはないはず。
なので事前説明会に参加して、受講を決意した人は、職業訓練を受けた方がいいです。
自走力がある人
自走力とは「自分のアタマで考えて行動・学習できる力」のことを指します。
先にお伝えしたとおり、職業訓練で手厚いサポートを受けるのはムズカシイので、訓練中だけでなく、自宅でも勉強することが大切です。
たとえば職業訓練では就職サポートも受けられますが、正直言ってサポートの質は低いです。
なので職業訓練のサポートに頼って就活していると、就職成功率が低くなります。
実際、厚生労働省が発表している令和3年度求職者支援訓練実績によれば、職業訓練の就職成功率は基礎コースが53.9%、実践コースが60%です。
以上のことから、職業訓練に頼って就活するのは危険であることがお分かりいただけるでしょう。
なので自分のアタマで考えて行動・勉強できる自走力のある人以外は、職業訓練には行かない方がいいです。
スキル取得は「職業訓練」
就活は「エージェント」
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まとめ:職業訓練はやめとけって人は少ない
今回は職業訓練はやめとけって人の特徴を解説しました。
結論としては、職業訓練は行った方がいいです。
なぜなら職業訓練に通うことで、失業手当の給付期間を延長でき、失業手当をもらえない人は、10万円の給付金をもらいながら勉強できるからです。
しかも職業訓練の授業は9時から始まって17時までには終わるので、拘束時間も少ないです。
なので普通にアルバイトするよりもラクに生活費を稼げますし、ストレスも少ないです。
また職業訓練が「合わないな」と思ったり、途中で就職先が見つかったら、途中で辞めることができます。
だから基本的に職業訓練は行った方がいいです。
というわけで今回は以上です。
この記事を読んだあなたが快適な職業訓練ライフを送れますように٩( ‘ω’ )و
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