地方就職はやめとけ?都会就職は後悔?メリットとデメリットを比較!

地方就職はやめとけ?都会就職は後悔?メリットとデメリットを比較!
悩む人

地方で就職するか、都会で就職するか迷うなあ…。

このようなお悩みにお答えしていきます。

ゆうや

はじめまして、人口2万の田舎町で育ったゆうやです。

僕は地方就職しましたが、後悔して都会で就職しました。

今回はこのような背景の僕が、地方就職と都会就職の違いを比較しました。

この記事を読めば、地方に就職するか、都会に就職するか結論を出せるはず。

では前置きはここまでにして本題に入ります。

目次

地方就職と都会就職のメリット・デメリット比較表

地方就職と都会就職のメリット・デメリット比較表

地方就職と都会就職の比較表を作ったので、ご確認ください。

地方就職都会就職
年収低い高い
人間関係濃い薄い
求人数少ない多い
求人の質低めピンからキリまで
通勤満員電車
娯楽少ない多い
自然多い少ない
ライバル少ない多い
医療の質低い高い
治安イマイチ場所による
地方就職と都会就職の比較表
  • 地方就職:◎が1つ、○が2つ、△が4つ、×が3つ。
  • 都会就職:◎が3つ、○が3つ、△が3つ、×が1つ。

よって都会就職の方がオススメです。

それでは、ここから先で各項目をくわしく解説していきます。

年収

年収は地方が低いため「×」、都会が「◎」としています。

実際に求人ボックスという求人サイトで、エリア別年収をチェックしてみました。

すると2023年7月時点、東京都の平均年収は414万円で、北海道の平均年収は321万円となっており約90万円の差があることがわかりました。

実際に僕は、上京してから100万円以上も年収がアップしました。(しかも仕事内容は全然変わらないのに…)

なので年収をアップさせたい人は、都会で就職した方がいいですよ。

ゆうや

東京には大企業の15.2%が集まっているよ!

人間関係

人間関係は地方が濃く、都会が薄いため、どちらも△としました。

どちらも△とした理由は、人それぞれ人間関係に求めるものが違うからです。

たとえばAさんは友人をたくさん作りたいタイプで、Bさんはプライベートは1人で過ごしたいタイプかもしれません。

なので人間関係はどちらも△にしています。あなたがどんな人間関係を求めるかによって、地方か都会か選ぶといいですよ^^

求人数

求人数は地方が少ないため「×」、都会が多いため「◎」としました。

実際に転職サイトのdodaで東京都と北海道の求人数をチェックしたところ、その差は10倍以上でした。

北海道の求人数は6,528件で、東京都の求人数は85,053件でした(2023年7月8日時点)。

なので求人数だけを考えると、地方ではなく都会に就職した方が良さそうです。

求人の質

求人の質は地方が低めで「△」、都会はピンからキリまであるので「○」としました。

たとえば僕が地方に就職したときの求人を紹介します。

地方就職するとこんな求人がたくさんあります。
  • 年間休日96日しかない
  • 賞与がない

ここまでわかりやすいブラック企業もなかなか珍しいですよね。

地方にブラック企業が多いのは、企業間で競争が働きにくいからです。

たとえば都会は優秀な人材を確保するために初任給を40万円にしたり、あらゆる手を使って人材を確保しますが、地方の企業はそんなことをしません。

なので都会にはホワイト企業が多く、地方にはブラック企業が多いです。

通勤

通勤は地方が車なので「○」、都会は満員電車なので「×」です。

BBCの調査によれば、満員電車のストレスは戦場以上と言われるほど、強いストレスを感じるそうです。
参照:通勤ラッシュによるストレスは戦場以上–調査報告

たしかに満員電車って、知らない人と密着して気持ち悪いし、遅延や運休でスケジュールが崩れちゃいますからね。

なので満員電車が苦手な人は、地方よりも都会で就職した方が良さそうです。

ただし都会にはリモートワークできる会社も多いので、そういった会社に就職すると都会就職のデメリットを解決できます。

リモートワークしたい方におすすめなのはIT業界です。

ITエンジニアは深刻な人手不足で、未経験を積極的に採用している企業が多いので興味のある方は目指してみるといいかもです。

未経験からIT業界を目指す方はこちらの記事がオススメです。

娯楽

娯楽は地方が少ないため「△」、都会は多いので「◎」としました。

たとえば僕の地元はイオンモールしか遊ぶ場所がありません。

このため地方の若者はやることがなく、若くして結婚(デキ婚)する人が多いです。

お兄さん

やることがないから、ヤることに夢中になっちゃうのかも…。

また地方は車社会なので、仕事終わりに飲みに行くのも難しいです。

なのでワークライフバランスを充実させたい人は、地方よりも都会で就職した方が良さそうです。

自然

自然は地方に多いため「◎」、都会は少ないので「△」としました。

地方就職した人

自然なんてどうでもいいよ…。

と思うかもですが、多くの研究によって自然に触れるとストレスが軽減されると言われています。

なのでストレスに弱い人は、都会より地方に就職した方が良さそうです。

ライバル

ライバルは地方に少ないため「○」、都会は多いため「△」としました。

たとえば僕が地方就職したときは、周りに大卒がおらず、大卒という肩書きだけでチヤホヤされました。

しかし都会に就職すると、最低でもMARCH卒で、旧帝、早慶・上智の卒業生がたくさんいます。

なので学歴や経歴に自身のない人は、おとなしく地方で就職した方がいいかもです。

それでも都会で就職したい人は、学歴関係なく利用できるエージェントを利用してみるのも1つの手です。

たとえばアメキャリは、フリーターや高卒でも利用でき、Googleクチコミが☆5(令和6年3月29日現在)です。

医療の質

医療の質は、地方が低いため「△」、都会は高いため「○」としました。

たとえば僕が暮らしていた田舎には、耳鼻科が1つしかなく朝から大行列。

しかもお医者さんはおじいちゃんなので、まともな問診ができません。

しかし都会は病院がたくさんあるので、評判のいい病院を選んで受診できます。

なので質の良い医療を受けたいなら、地方よりも都会に就職した方が良いですよ。

治安

治安は地方がイマイチなので「△」、都会は場所によるので「○」にしました。

僕の地元は高校が2つしかなく、どちらも偏差値が低かったので、治安が悪かったです。

しかし都会には偏差値の高い高校があるので、地方よりはマシです。

なので治安の良さを求めるなら、地方より都会で就職した方が良さそうです。

地方就職のメリット・デメリット

メリットデメリット
家族や知り合いがいて心強い
通勤がラク
自然が多い
貯金しやすい
求人が少ない
給料が低い
娯楽が少ない
人間関係がメンドウ
地方就職のメリット・デメリット

メリット①家族や知り合いがいて心強い

地方に就職すると、家族や知り合いがいて心強いです。

しかし人によっては、家族や知り合いとの付き合いがメンドウと感じる人もいるでしょう。

たとえば1人で過ごすのが好きな人は、地方よりも都会に就職した方が居心地がよいでしょう。

メリット②通勤がラク

地方に就職すると、とにかく通勤がラクです。

たとえば会社の近くに住んでも、家賃がそれほど高くなりませんからね。

一方、都会で会社の近くに住もうとすると、ワンルームや1Kでも家賃10万円なんてザラです。

なので通勤時間を短くしたい人は、地方に就職するか、都会でリモートワークできる仕事を探したほうがいいですよ。

メリット③自然が多い

都会はコンクリートジャングルですが、地方は本物のジャングルがあります。

虫が苦手な人には不向きですが、自然に触れるとストレスが減少するので、基本的にメリットが大きいです。

デメリット①求人が少ない

先述したとおり地方には求人が少ないため、良い求人には応募者が殺到します。

僕の地元では公務員が大人気で、倍率は30倍ほどありました。

また地方は転職する人も少ないため、良い求人がなかなか出回らないのも大きな特徴です。

デメリット②給料が少ない

先述したとおり、地方と都会の給料をくらべると、地方の方が低いことが多いです。

実際に求人ボックスで、エリア別年収をチェックすると東京都の平均年収は414万円で、北海道の平均年収は321万円となっており約90万円の差があります。(2023年7月時点)

僕も上京したおかげで年収が200万円ほどアップしました。

デメリット③娯楽が少ない

地方が娯楽が少ないので、ワークラフバランスの充実を求めるなら都会で就職した方がよさそうです。

さらに言えば、異性との出会いも多いので、自分磨きへのモチベーションがアップします。

デメリット④人間関係が面倒

地方は人間関係が濃すぎるため、トラブルも起きやすいです。

人のうわさ話悪口を生きがいにしている人も多いですからね。

僕は地方のこうした人間関係に耐えられず上京しました。

都会就職のメリット・デメリット

メリットデメリット
求人が多い
給料が高く福利厚生も充実
娯楽が多い
仕事の種類が豊富
生活コストが高い
通勤が大変が
競争が激しい
人間関係がドライ

メリット①求人が多い

言うまでもなく、都会は求人が多いので希望にマッチした求人を見つけやすいです。

たとえば中卒や高卒、大学中退、ニート・フリーターでも応募可能な求人もあります。

メリット②給料が高く福利厚生も充実

都会の求人は給料が高く、福利厚生が充実している傾向があります。

なぜなら都会には会社がたくさんあり、企業間で人の取り合いが激しく、各企業が採用条件を良くするためです。

ただし都会にもブラック企業はたくさんあります。たとえばハローワークにはブラック企業の求人が多いので要注意です。

メリット③娯楽が多い

都会には娯楽がたくさんあるので、プライベートが充実します。

ただし大人のお店にハマったり、依存すると人生が崩壊するので注意が必要です。

なので何かに依存しがちな人は、おとなしく地方で就職した方が良さそうです。

メリット④仕事の種類が豊富

都会は仕事の種類が多いため、自分に合った仕事を見つけやすいです。

仕事は人生みたいなものですから、自分に合った仕事が見つかると幸福度が爆上がりします。

たとえば地方にはIT系の求人が少ないですが、都会にはIT系の求人が腐るほどあります。

なので今の仕事に不満があったり、モヤモヤを抱えているなら都会で就職するのもアリです。

ただし無計画に都会で就職するのはNG。自分に向いてる仕事を理解してから都会で就活するといいです。

AI診断ツールのASSIGNなら3分ほどで自分に向いてる業界・職種がわかるので利用してみるといいですね。

僕がASSIGNを使ったらこんな感じの結果でした。

ゆうや

めちゃくちゃ当たってました。

デメリット①生活コストが高い

都会は地方とくらべて生活コストが高くなるのがデメリットです。

代表的なのが家賃ですね。場所によってはワンルームですら10万円を超えることもあります。

ただし家賃の安いエリアを選べば、都会でも生活コストを抑えて生活できます。

とはいえ慣れない土地で家を探すのは難しいでしょうから、イエプラのようなオンライン不動産で「家賃の安いエリアで物件を探して欲しい」と伝えてみるといいですよ。

デメリット②通勤が大変

都会に就職すると、通勤が大変です。

代表的なのが満員電車です。知らない人と肌が密着するのは、気持ち悪いなんて言葉では言い表せないほど不快です。

また天候や事故で遅延すると、1日のスケジュールが台無しになることも多いです。

なので都会に就職するなら、なるべく会社の近い場所に住むことをオススメします。

ゆうや

理想は会社から家まで30分以内!!

デメリット③競争が激しい

都会には各地から優柔な人が集まるので、競争が激しいです。

たとえば僕の会社にはMARCHや早慶上智の出身者ばかりです。

なので学歴やスキルのない人は、都会で就職しても出世しにくいです。

デメリット④人間関係がドライ

良くも悪くも、都会は人間関係がドライです。

地方のように、道を歩けば知り合いに会うようなこともないですし、マンションの住人と世間話をすることもありません。

僕は人と話すのが好きではないので、都会のドライな人間関係の方が心地よいですが、合わない人もいるでしょう。

よくある質問

新卒で地方に就職するのはアリ?

アリですが、人生で1度しか使えない新卒カードを地方就職に使うのは「もったいないな…」というのが正直なところ。

個人的には新卒のうちは修行期間として都会で就職し、ある程度のスキルや経験が身に付いたら地方で就職することをオススメします。

地方就職で勝ち組の職業は?

公務員や大企業の工場や支店、老舗の大企業です。

また都会で就職し、地方でリモートワークすれば、都会レベルの給料をもらえるので勝ち組といえます。

どんな人が都会に就職して後悔する?

焦って都会に就職した人は後悔することが多いです。

僕は就職先を決めずに上京したせいで就職を焦り、ブラック企業に就職しました。

このせいで都会を楽しむ余裕がなかったので「都会に来なきゃよかった」と後悔してました。

今はオンラインで就活できますから、就職先を決めてから引っ越すことをオススメします。

地方に就職するのは難しい?

地方に就職すること自体は簡単です。

しかしホワイト企業に就職するのは、あなたにスキルや学歴がなければ厳しいです。

なぜなら地方の優良企業には応募者が殺到し、倍率が高くなるからです。

地方就職はやめとけって本当?

人によります。

のんびり生活したい人や、高年収を望まない人は地方で就職した方がいいです。

地方も都会も向き不向きがあるので、本記事で紹介したメリット・デメリットを参考に、自分に合った働き方を選んでくださいね。

まとめ:地方就職はやめとけ?都会就職は後悔?メリットデメリットを比較!

今回は地方就職と都会就職のメリット・デメリットを紹介しました。

地方も都会もそれぞれの良さがあります。

本記事で紹介したメリット・デメリットを参考にして、ベストな選択をしてくださいね。

若いうちの失敗なら笑い話になるので、とりえあず行動してみるといいですよ

もし迷って判断できないならポジウィルキャリアのようなキャリア相談サービスに頼ってみるのもいいかもです。

というわけで今回は以上です。

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