ハローワークにまともな求人がない理由【ブラック企業が多すぎる!】
ハローワークにまともな求人がないってマジ??
このようなお悩みにお答えしていきます。
はじめまして!ハローワークを使って転職活動して大失敗したゆうやです。
この記事ではハローワークにまともな求人がない理由を解説します。
この記事を読めばハローワークを使うメリット・デメリットがわかりますよ。
ハローワークは企業からの求人掲載を基本的に断れません。
しかも無料で求人掲載できるため、お金のない会社でも求人を出せます。
さらにハローワーク職員は非正規雇用ばかり…。なので良い求人があればハローワーク職員が真っ先に応募するはずです。
にもかかわらずハローワーク職員に非正規雇用が多いということは、ハローワークにまともな求人がないことを物語っています。
なのでホワイト企業に就職したいならジェイックや第二新卒エージェントneo、ウズキャリなどブラック企業を徹底排除しているエージェントを利用した方がいいですよ。
というわけで前置きはここまでにして本題に入ります。
ハローワークにまともな求人がない理由
ハローワークにまともな求人がない理由は以下の通りです。
それぞれ解説していきます。
まともな求人はハローワークに求人を出さない
企業は転職サイトに求人を出すと数十万円かかり、エージェントの場合は、採用者の年収3/1ほどをエージェントに支払います。
一方、ハローワークは無料で求人を掲載できます。
このため、人がすぐ辞めるようブラック企業はハローワークを使って採用活動をします。
人がすぐ辞めるよう企業が、転職サイトやエージェントを使ったら、費用がかかりすぎるもんね。
それに無料で採用活動する企業に入社しても、まともな教育や給与、福利厚生を受けられない可能性が高いです。
なのでハローワークにはまともな求人がない可能性が高いです。
求人詐欺が横行している
令和3年の調査によれば、ハローワークには4,211件のクレームが寄せられています。
うち1,986件が「求人票の内容が実際と異なる」という内容でした。
引用元:令和3年度ハローワークにおける求人票の記載内容と実際の労働条件の相違に係る申出等の件数
実際ハローワークの求人を見てみると、以下のような求人詐欺はザラです。
もちろん求人詐欺を取り締まる法律は存在しており、職業安定法第65条で罰則が規定されています。
「虚偽の求人広告をなし、又は虚偽の条件を提示して職業紹介、労働者の募集を行った者には6 カ月以下の懲役または30 万円以下の罰金」
引用:厚生労働省
しかし2023年8月時点で、この罰則は一度も適応されていません。
つまりハローワークでは求人詐欺が横行しているということ。
こうした背景からハローワークにはまともな求人がない可能性が高いです。
深刻な人手不足
ある地域のハローワークでは年間新規求人8万件に対して、職員がわずか25人でした。
このようにハローワークの職員が少ないのに、失業者が多いため、ハローワーク職員は求人を選別する余裕がなく、ブラック求人をそのまま掲載せざるを得ません。
こうした背景からハローワークにはまともな求人がない可能性が高いです。
ハロワの職員は非正規ばかり
ハローワークで働いている職員のことを公務員だと思っている人は多いですが、実際は違います。
わずかな公務員とアルバイト、臨時職員、派遣・契約社員によって成り立っています。
そんな彼らの時給は1,000円ちょっと。
もしハローワークに良い求人があったら、職員が真っ先に応募するはずですよね?
にもかかわらずハローワーク職員に非正規雇用が多いということは、ハローワークにまともな求人がないことを物語っています。
求人掲載を基本的に断れない
ハローワークは国の機関であり、公平性を保つ必要があるため、企業から求人の掲載をお願いされたら基本的に掲載を断れません。
このような背景から、労働基準法に違反しているなど明確な理由がない限り、ブラック企業の求人も掲載されます。
なのでハローワークにはまともな求人がありません。
掲載審査がゆるい
ハローワークに求人掲載の依頼をすると、審査が行われますが、民間の就職サイトに比べるとかなりゆるいです。
なのでグレーゾーンの求人情報も掲載されており、痛い目に遭う求職者が後を立たないのです。
こうした背景からハローワークにはまともな求人がないと言われるのです。
ハローワークを使うメリット
ブラック企業の求人が多いとはいえ、ハローワークを使うことにはメリットもあります。
地元密着の求人が多い
田舎に住んでいる人が就職サイトやエージェントを使って求人を探すと、希望の求人を見つけにくいです。
しかしハローワークの場合は、各エリアごとに管轄が分かれているので、地元の求人が集まりやすいです。
なので田舎に暮らしている人は、就職サイトやエージェントよりもハローワークを使った方が希望の求人を見つけやすいです。
求人数が多い
ハローワークは無料で求人を掲載でき、審査もゆるいため、多くの求人が掲載されています。
またハローワークに掲載された求人は、全国のハローワークインターネットサービスから閲覧可能です。
全国の求人情報をチェックできるのは、ハローワークを利用するメリットと言えるでしょう。
就職を強要してこない
ハローワークには就職を強要する職員がいません。
一方で就職エージェントはクライアントである企業から採用報酬をもらうシステムなので、必死で就職させようとします。
またエージェントの担当者はインセンティブなどが設定されているので、転職をゴリ押ししてくることがあります。
なので自分のペースで就職活動したい人は、ハローワークを使った方がいいかもしれません。
ハローワークを使うデメリット
ハローワークを使うデメリットは以下のとおりです。
それぞれ説明していきます。
職員によるレベルの差が大きい
先に説明したとおり、ハローワーク職員にはアルバイトや派遣・契約社員が多く在籍しています。
このような背景から、対応する職員によって情報のレベルやフォローの手厚さが大きく異なります。
また職員だけでなく、エリアごとにも職員のレベル差があります。
ただしハローワークの担当者は変更することができます。
なので担当職員のレベルが低いと感じたら、遠慮なく変更をお願いするようにしましょう。
求人票で情報を得にくい
↑これはハローワーク求人票のフォーマットです。
そもそも情報量が少なく、求人票で得られる情報がほとんどありません。
このため入社してから「思ってた仕事と違う…」感じてしまい、短期離職の原因になります。
なので求人票の情報が少ないときは、ハローワーク職員に質問してみましょう、
ハローワーク職員が、企業に直接質問して疑問点を解消してくれることがあります。
掲載情報と労働条件が異なる場合がある
先に説明したとおり、令和3年ハローワークには4,211件のクレームが寄せられています。
うち1,986件が「求人票の内容が実際と異なる」という内容でした。
よくあるのが以下のケース。
- 正社員と思って応募したが、実際は契約社員
- 給与がみなし残業と歩合を含んでいた
- 土日の出勤や残業を聞いていなかった
このような被害に遭わないために、かならず入社前に書面で労働条件やインターネットでのクチコミを確認しておきましょう!
ハローワークでまともな求人を見つける方法
ハローワークでまともな求人を見つける方法は以下の通りです。
いつも求人掲載していないか確認する
いつも求人を掲載している企業は、退職者が多く慢性的な人手不足になっている可能性が高いです。
事業拡大のために求人を出している企業であれば、ホワイト企業の可能性が高いです。
応募の判断をするときは売上高の伸びも合わせてチェックするといいですよ。
地元の老舗企業を狙う
地元にしかない老舗企業は、インターネット知識が不足していることがあります。
なので「求人を出す=ハローワーク」という思考の老舗企業は多いです。
このような会社は、給与が平均レベルでも、福利厚生が充実していたり長期雇用が期待できます。
なのでハローワークでまともな求人を見つけるには地元の老舗企業が求人を出していないかチェックするといいですよ。
年間休日を確認する
一般的な年間休日は120日以上です。
一方で、業績の良いホワイト企業は1人あたりの労働時間が少なく、年間休日も120日以上あることが多いです。
なのでハローワークでまともな求人を見つけるには年間休日をチェックしておきましょう。
転職サイトの口コミを確認する
なのでハローワークの求人に応募する際は、転職サイトで応募企業のクチコミ・評判も確認しましょう。
しかし転職サイトの口コミや評判は、実際に働いている人のリアルな声を聞くことができます。
ただし転職サイトの口コミや評判は、退職した人の投稿が多いので、ネガティブな内容に偏りがちです。
なので転職サイトのクチコミや評判は参考程度にしておき、詳しい内容はハローワーク職員に質問してみましょう。
ハローワークの職員に聞く
ハローワークにはベテラン職員もおり、そのような職員は、ある程度求人の情報を把握しています。
また先に説明したとおり、ハローワーク職員はインセンティブやノルマがないので、転職エージェントのように企業のいい部分ばかり伝えるようなことはしません。
むしろ就職意欲の高い人には、いろいろな情報を教えてくれるなど、親身にサポートしてくれます。
なのでハローワークでまともな求人を見つけたいなら、職員をうまく利用するといいですよ。
ハローワークを使うべき人の特徴
ハローワークを使うべき人の特徴
ハローワークを使うべき人の特徴は以下2つです。
田舎に暮らしている人
先に説明したとおり、ハローワークはそれぞれのエリアごとに管轄が分かれているので、地元の求人が集まりやすいです。
一方で、就職サイトを使って求人を探すと、田舎に住んでいる人ほど希望条件を見つけるのが難しいです。
なので田舎に暮らしている人は、ハローワークを使って求職活動すると良いでしょう。
それでうまくいかなければ、地域に特化した転職サイトやエージェントを利用するのも1つの手です。
経歴がボロボロな人や30歳を超えている人
経歴がボロボロの人は、民間の就職サイトやエージェントを使っても相手にされない場合があります。
たとえば中卒や転職回数が多い人、大学を中退した人、ニート・フリーターです。
また民間の就職サービスは年齢制限を設けていることが多く、ほとんどが10〜20代を対象としています。
しかしハローワークは年齢制限がなく誰でも利用できます。なので経歴がボロボロな人や、30代を超えている人はハローワークを使った方がいいです。
ですが10〜20代でハローワークを使うのはもったいないので、エージェントを使うことをオススメしますよ。
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まとめ:ハローワークにまともな求人はないが利用する価値はある
最後にサラッとまとめます。
ハローワークにまともな求人がない理由
まともな求人がないハローワークですが、利用する価値はあります。
なぜならハローワークは求人紹介だけでなく幅広いサポートを提供しているからです。
たとえば失業保険や職業訓練の手続きをしてくれます。
なのでハローワークにまともな求人がないからといって、毛嫌いするのではなく状況に応じて使い分けるようにしましょう。
たとえば求人紹介は就職エージェントに任せて、それ以外のサポートはハローワークに任せたりですね。
というわけで今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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