大卒なのに中小企業は負け組?新卒は大手に行けって本当?
大卒なのに中小企業に就職してしまった…。
これって負け組確定だよね??
このようなお悩みにお答えしていきます。
はじめまして、大卒で中小企業に就職したゆうやです。
僕は大卒(Fラン)で中小企業に就職しましたが、大企業に転職しています。
今回はこのような背景の僕が、大卒なのに中小企業は負け組?という疑問にお答えします。
大卒で中小企業に就職して負け組になるかはあなた次第です。
たしかに中小企業から大企業に就職するのは難しいので、負け組になる可能性は高いです。
しかし新卒で中小企業に就職しても、着実にキャリアアップすればFランだろうが大企業に転職できます。
とはいえ中小企業は労働環境が整備されておらず、ブラック企業が多いためキャリアアップできないおそれがあります。
ですので中小企業に就職してキャリアアップしたいなら、ホワイトな中小企業を見つける必要があります。
そこでオススメなのがJAIC(ジェイック)です。
JAIC(ジェイック)はホワイト企業の求人を多数扱っているので、相談だけでもしてみるといいかもしれません。
では前置きはここまでにして本題に入ります。
大卒なのに中小企業は負け組と言われる理由
ここまでは中小企業に入社しても負け組ではない理由を解説しました。
しかし中小企業は負け組になりやすい要素もあるので解説します。
大卒で中小企業に入社すると負け組と言われる理由
- 大企業と比べて収入が少ない
- 倒産のリスクが高い
- コンプレックスを抱える
- ブラック企業が多い
- ワンマン経営の会社が多い
- 人手不足の会社が多い
- ネームバリューが小さい
- 意識の低い人が多い
- 中小企業は高卒でも入れることが多い
大企業と比べて収入が少ない
何を負け組とするかは人それぞれですが、日本は資本主義なので収入が少ないことを負け組と感じる人もいるでしょう。
もちろん収入が少なくても幸せな人もいますし、逆もしかりです。
倒産のリスク
大企業にくらべて、中小企業は倒産のリスクが高いです。
しかし2022年度の倒産発生率(普通法人)は0.200%なので、ほとんどの会社は倒産しません。
とはいえ中小企業が大企業とくらべて倒産しやすいは事実なので、入社するときは、よく見極めるようにしましょう。
潰れそうな会社ってどうやって見極めるの??
潰れそうな会社には以下のような特徴があるよ!
潰れそうな会社の特徴
- 業務量が少ない
- 小さい経費でも削減しようとする
- 社内の恒例行事が中止になる
- ボーナスが支給されない
- 給料が減額されている
- 給料の振り込みが遅れている
- 希望退職者を募集している
- 税理士との打ち合わせが増えている
- 銀行が何度も視察に来る
- 督促状が届く
- 銀行からの借入を断られる
これって入社しないとわからないよね??
そこでオススメなのが就職エージェントだよ!
たとえばJAIC(ジェイック)はブラック企業が多いと言われている、外食業界、先物取引、投資用不動産、アミューズメント業界は紹介していません。
また厳しい審査基準をもとに、安心して働ける会社かチェックしています。
これらの徹底した取り組みによって、ジェイックは全国18000社ある就職支援会社のうち、わずか42社しか認定されていない職業紹介優良事業者として認定されています。
ボクもジェイックを利用して今の会社と出会ったよ!
優良企業の求人をチェックしたい方は、相談だけでもしてみるといいですよ。
コンプレックスを抱える
中小企業に就職してコンプレックスを抱える人もいます。
たとえば高学歴の人ですね。高学歴の周りには大企業に就職する人がたくさんいるので、中小企業に就職することへコンプレックスを感じやすいです。
コンプレックスを抱えるとネガティブになってしまい、仕事だけでなく恋愛やプライベートもうまくいきません。
しかし本記事でもお伝えしたとおり、日本企業の99.7%が中小企業で、68.8%の労働者が中小企業で働いています。
なので中小企業で働くことにコンプレックスを抱える必要はないですよ。
ブラック企業に入社するリスク
中小企業は労働環境が整備されておらず、ブラックな労働環境になりがち。
たとえば人手不足によって、十分な教育や研修を受けないまま現場に放り出されることも…。
また業務マニュアルも不十分なので、実戦で仕事を覚えるしかなく、新人にとってはツラい日々を過ごすことになります。
ワンマン経営の会社に入社するリスク
中小企業は社長のワンマン経営によって成り立っていることが多いため、社長の気分1つで仕事内容が変わります。
コツコツ進めていたプロジェクトが、社長の一声によって白紙に戻ることもザラです。
良く言えば、柔軟な対応力を身につけられるのですが、大切に進めていたプロジェクトが一瞬にして水の泡になるのは結構シンドイです。
人手不足の会社が多い
中小企業は人手不足の会社が多いため、1人でたくさんの仕事をする必要があり、ブラックな労働環境になりやすいです。
1人の業務量が多い→辞める人が増える→さらに業務量が増える→以下無限ループ…。
こんな感じで悪循環が止まらなくなります。
なので中小企業に就職するときは、1人あたりの業務範囲はどれくらいなのかチェックしておきましょう。
とはいえ企業面接で直接聞くのはムズカシイので、就職エージェントのスタッフから企業へ聞いてもらうのがオススメです。
僕の推しエージェント
- JAIC(ジェイック):書類選考なしで優良企業約20社と面談できる!全国に約40社しかない職業紹介優良事業者
- 第二新卒エージェントneo:手厚いサポートが売りで最短6日で内定獲得!約34,000人の求職者を支援した実績あり
- ウズキャリ:内定率86%以上!離職率/労働時間/社会保険の有無/雇用形態などで厳しい基準を設けブラック企業を徹底排除
ネームバリューが小さい
中小企業はネームバリューが小さいのもデメリットです。
たとえば中小企業から大企業に転職する場合、他のライバルが大企業出身者だと、負ける可能性が高いです。
また住宅ローンやマイカーローンなど、各種ローンの通りやすさや借入額も、大企業に劣ります。
意識の低い人が多い
かつて僕が働いていた中小企業には、意識の低い人が多かったです。
タバコや酒、ギャンブルはもちろん、借金のある人もおり、毎週のように飲み会が開催されていました。
そんな人たちと一緒に働いているとマジメに働いているこっちがアホらしくなり、モチベーションが低下します。
すると仕事で全く成長できず、負け組まっしぐらです。
中小企業は高卒でも入れることが多い
大企業は学歴フィルターのあるところが多いですが、中小企業は基本的に学歴不問で入社できます。
大学進学には学費が必要になるので、せっかくお金をかけたのに高卒と同じ仕事をしていたら負け組と感じることもあるでしょう。
大卒なのに中小企業は負け組ではない
大卒なのに中小企業は負け組と言われますが、そんなことありません。
理由は以下のとおり。
大卒で中小企業は負け組ではない理由
- 10人に7人は中小企業で働いている
- 東大や早慶でも2割しか大企業に就職しない
- 転職して大手に行くことが可能
- 20-30年後は大企業になるかもしれない
- 自分の力で会社を成長させられる
- 出世が早い
- 大企業でも負け組になる可能性がある
それぞれ解説していきます。
10人に7人は中小企業で働いている
日本の全企業のうち中小企業は99.7%を占めています。
また中小企業で働く従業者数は68.8%となっています。
つまり日本で働く人のうち、10人に7人は中小企業で働いています。
なので中小企業で働く人を負け組とするなら、日本の半数以上が負け組ということになります。
よって中小企業で働く人が負け組なのではなく、大企業で働く人が勝ち組なだけです。
東大や早慶でも2割しか大企業に就職しない
「教えて!goo」で投稿された質問への回答によれば、東大や早慶卒でも大企業に就職するのは2割なんだそう。
実際、僕が働いている中小企業にも東大や早慶の人がいます。
もちろん東大や早慶の場合は、企業で働くより自分でビジネスを始める人が多いのも理由の1つでしょふ。
しかし有名大学に出た人たちですら、2割しか大企業に就職していないのは事実。
なので大卒で中小企業に就職するのは負け組ではありませんよ。
転職して大手に行くことが可能
大卒で中小企業に就職しても、転職で大手に行くことができます。
じっさい、ボクはFラン卒の28歳ですが、中小企業から大企業への転職を成功させました。
大卒で中小企業に入社し実績をつくれば、ボクのようなFラン卒でも大企業へ転職できます。
なので大卒で中小企業に就職するのは負け組ではありません。
今は自分のことを負け組と思うかもしれませんが、その悔しさをバネにして努力すれば必ず勝ち組になれますよ。
20-30年後は大企業になるかもしれない
どんな大企業も最初は中小企業からスタートしています。
たとえば自動車メーカー「ホンダ」の元社長である河島喜好さんは、当時社員が12名しかいない町工場の本田技術研究所に入社し、45歳でホンダの社長になりました。
なので中小企業に就職したら負け組というのは嘘です。むしろ中小企業は伸び代があるので、大企業に就職した同期よりも成功する可能性があります。
ただし伸び代のある中小企業に入社しなければ負け組になるため、中小企業選びは慎重に行う必要があります。
自分の力で会社を成長させられる
中小企業は風通しが良く、自分のアイデアや提案が採用されやすいです。
自分の提案やアイデアが採用され業績がアップすると、会社も成長するし、あなたも実績が作れます。
実績があると転職で有利になりやすいです。
たとえばボクは『会社のホームページをリニューアルし、問い合わせ数を前年比120%増』という実績があり、これを武器に中小企業から大企業への転職を成功させました。
出世が早い
大企業は年功序列で昇進する傾向があります。また優秀なライバルも多いので、社内競争が激しいです。
しかし中小企業は従業員が少なく、学歴関係なく入社できるので、優秀なライバルが集まりにくいです。
なので大企業と比べて出世しやすいです。たとえばボクは28歳ですが主任職です。
「鶏口牛後(※)」ということわざにもあるように、大企業の下っぱになるくらいなら、中小企業のリーダーになった方が、色々な経験ができて良いですよ。
鶏口牛後とは、たとえ小さな組織でもそのリーダーになるべきで、大きな組織の下っぱに甘んじていてはいけないということ。
大企業でも負け組になる可能性がある
大企業は優秀な人材が集まるため競争が激しいです。
なので大卒で大企業に就職できたとしても、出世レースから外れたら負け組まっしぐら。
なかにはメンタルを病んで働けなくなる人もいます。
結局のところ、大企業だろうが中小企業だろうが負け組になる人はなるし、優秀な人はどこにいても勝ち組になります。
新卒は大手に行けって本当?
一般的に「新卒は大手に行け」と言われます。
なぜなら大手から中小企業に転職するのは簡単ですが、中小企業から大手に転職するのはハードルが高いからです。
なので行けるのであれば、新卒は大手に行くべきです。
とはいえ新卒で大手に行けなくても負け組ではないので安心してください。いくらでも挽回できますので。
以下で新卒で大手に行けなかった人が挽回する方法を解説していきます。
大卒なのに中小企業に入社した人が勝ち組になる方法【4つある】
伸びる中小企業に入社する
どんな大企業も中小企業からスタートしています。
なので伸びそうな中小企業に入社すれば、数年後には大企業の社員になれます。
ただし未来は誰にも予想できないので、確実に伸びる中小企業はわかりません。
未来が予想できたら株で大儲けできるもんね。
伸びる中小企業に入社する可能性を少しでもアップさせるなら、企業の売上高や利益率、従業員の増加率をリサーチするといいですよ。
それが面倒ならジェイックや第二新卒エージェントneoのようにホワイト中小企業の求人を保有しているエージェントを利用するといいでしょう。
伸びる業界に転職
伸びる業界に転職するのも有効です。
僕の友人は中小企業からIT業界に転職し、年収1,000万円を達成しています。
今はスマホの普及や家電のIoT化によって、IT業界が急激に伸びているので、転職してみるのもいいかもしれません。
キャリアプラン立て直す
おそらくあなたは新卒で大手に就職し、一生安泰なキャリアプランをイメージしていたのに、中小企業に就職し落ち込んでいるのだと思います。
であれば1度立ち止まって、キャリアプランを立て直すといいかもしれません。
新卒で大手に入れなくても、計画的に転職すれば大手に入社できるからです。
僕の周りでも中小企業から大企業に転職した人はたくさんいます。
新卒で中小企業に就職したからって落ち込むのではなく、別の方法で大企業に就職する方法を考えるといいですよ。
とはいえ1人でキャリアプランを立てると、現実的じゃなかったり、簡単すぎることが多いです。
なので本気で人生を変えたい人は、ポジウィルキャリアに相談し、大企業への転職プランを立てるといいですよ。
キャリアアップして大企業に転職する
中小企業でスキルや実績を積んでから大企業に転職するのも1つ手です。
わらしべ長者のようなイメージですね。
ただし、この方法を実現するにはホワイトな中小企業に入社する必要があります。
ブラック企業に入社したらスキルや実績が身につかず、時間だけが過ぎていきますからね。
どうしたらホワイトな中小企業に就職できるの??
以下で説明するね!
ホワイト中小企業に入社するには?【4つのポイントを解説】
日本にある中小企業の数は、約421万と言われています。
この中からホワイト中小企業を見つけるのは、砂漠でダイヤモンドを見つけるくらい無理ゲーです。
しかし以下4つのポイントに注目すれば、ホワイト中小企業に就職できます。
ホワイト中小企業の探し方
- 労働条件(年収や残業時間)をチェック
- 自分が興味の持てそうな業界・職種を選ぶ
- 就職のプロからアドバイスを受ける
- 先入観を捨て、話だけでも聞いてみる
それぞれ解説していきます。
労働条件(年収や残業時間)をチェックする
求人票では以下4つの項目をチェックしておくと、ブラック企業を避けられます。
- 平均残業時間
- 年間休日日数
- 賞与の有無
- 福利厚生
クチコミサイトや就職エージェントを利用し、徹底的に労働条件をリサーチすると効果的です。
僕は中小企業に就職し、1ヶ月で退職したことがあるよ…。
なので求人票だけでなく、クチコミサイトや就職エージェントを利用し、いろいろな角度から情報を集めるといいですよ。
自分に向いてる業界・職種を選ぶ
どんな会社をホワイトと感じるかは人それぞれです。
たとえば飲み会の多い会社をブラックと感じる人もいれば、会社の金で飲めてラッキーと感じる人もいます。
もちろん残業時間が80時間以上など、明らかにブラックな会社もありますが、1番わかりやすいのは自分に向いてる業界を選ぶことです。
向いてる業界で働けば成果を出しやすく、どんどん仕事が好きになるループが生まれますからね。
AI診断ツールのASSIGNを使えば、わずか3分ほどで自分の適性がわかるので利用してみるといいかもです。
エージェントを使う
エージェントを使って転職するとホワイト企業に転職しやすいです。
なぜなら企業がエージェントを使って採用すると、エージェントに約100万円の成功報酬を払う必要があるからです。
イメージ図
つまりエージェントを使う企業は、採用意欲が高く、人材にお金をかける余裕があるといえます。
なのでエージェントを使って転職するとホワイト企業に転職しやすいのです。
ちなみにハローワークは無料で求人を出せるので、ブラック企業が多いと言われています。
先入観を捨て、話だけでも聞いてみる
先入観を捨てて、話だけ聞いてみるのも大切なポイントです。
誰もが知る大企業なら、話を聞かなくても仕事内容をイメージできますが、中小企業の仕事は話を聞かないとわからないことが多いからです。
でも興味ない中小企業の話を聞くのはメンドウだなあ…
そこでオススメなのがジェイックの合同説明会です。
ジェイックの合同説明会では、非公開求人を含む優良企業が20社ほど集まり、書類選考なしで面談できます。
しかもオンラインで開催されるので、自宅から一歩も外に出なくてOK。
じっさいにボクもジェイックの合同説明会に参加しましたが、初めは興味のなかった業界でも、話を聞いてみると興味が湧いてきました。
合同説明会への参加は無料なので、いろいろな企業の話を聞いてみたい人はジェイック利用するといいかもです。
伸び代のある中小企業を見つけるには?
伸び代のある中小企業を見つけるにば、以下の項目をチェックするといいですよ。
- 売上高の増減
- 利益率の増減
- 当期純利益
- 自己資本比率
これらの項目をチェックすると何がわかるの?
かんたんに説明していくね!
売上高
売上高の増減をチェックすると、その企業の勢いがわかります。
たとえば売上高が1億円の企業でも、前年度の売り上げが2億円だったなら、勢いが落ちていることがわかります。
勢いのある企業なら数年後に大企業の仲間入りする可能性もあるので、狙ってみるといいでしょう。
利益率
売り上げが大きい会社でも、利益率が低いと手元に残るお金が少ないです。
たとえば1億円を売り上げている会社でも、利益が0%だと潰れます。
なので売上高だけなく、利益率もセットでチェックしておきましょう。
当期純利益
当期純利益を見ることで、企業が赤字だったのか黒字だったのかをチェックできます。
ただし黒字の会社でも翌年に赤字に転じることもあれば、赤字だった会社が黒字に転じることもあります。
なので当期純利益だけで会社を判断するのではなく、先述した売上高や利益率とセットでチェックするといいですよ。
自己資本比率
自己資本比率をチェックすることで、企業の倒産リスクがわかります。
たとえばお金持ちに見える企業でも、銀行からの借り入れが多ければ、自己資本比率は低いです。
一般的に、自己資本比率40%を超える企業の倒産リスクは低く、10%以下の企業は倒産リスクが高いです。
ただし自己資本比率の低い会社でも、建物や土地といった不動産、マシンや車両などの設備を持っていると、メンテナンスや維持費がかさんでいる可能性があります。
まとめ:大卒なのに中小企業は負け組?新卒は大手に行けって本当?
根性論はキライなんですが、中小企業だろうが大企業だろうが、負け組か勝ち組かは自分次第です。
大企業でもメンタル病んで辞める人がいるし、中小企業で満足する人もいます。
おそらくこの記事を読んでいる人は、中小企業で満足できず、なんとしても大企業に転職したいと考えているはず。
であれば本記事で紹介した、大卒なのに中小企業に入社した人が勝ち組になる方法を実行するだけです。
というわけで今回は以上です。