ステップ4|転職で有利になる実績の作り方(社内MVPは目指さない)
- 仕事で実績を作って転職を有利に進めよう!
- 市場価値を上げて転職を有利にしましょう。
これらの言葉を目にしたり、聞いたことのある人も多いかと思います。
しかし具体的に何をすればいいのか、説明している人は多くありません。
『社内で圧倒的な成果を出せ』みたいな、ぼんやりした根性論が語られているだけ。
このせいで、やる気のある人ほど「実績作り」を勘違いしているケースが目立ちます。
その最たる例が「社内MVP」や「営業成績1位」のような実績です。
もちろん、これらの実績は素晴らしいですし、否定するつもりはありません。
しかし転職において、「社内MVP」のような輝かしい実績はあまり重要ではありません。
しかもこの記事を読んでいる人は、僕と同じように学歴やスペックが低い人だと思います。
そんな人たちが社内MVPのような実績を追い求めても時間がかかるし、苦しいだけです。
では転職を有利に進めるための実績はどのように作ればいいのか?
Fランから大企業に転職した僕の実体験をもとに解説していきます。
訳あり転職を成功させる5ステップ
- 学歴やスキルのない人が転職を成功させるには?
- ブラック企業を見抜く方法
- 伸びている業界リスト
- 「成果」や「実績」より大切なのは「再現性」
- 大企業出身者に勝つ方法
- 転職エージェントが支援したくなる人の特徴
- 転職エージェントを味方につけるテクニック
- 転職市場で求められる人材になる実績の作り方
- 社内MVPよりも目指すべきもの
- ブサメンの僕が垢抜けた方法
転職を有利にする実績の作り方
冒頭にも言った通り、転職でアピール実績を作るために「社内MVP」を目指す必要はありません。
では、どうすれば転職でアピールできる実績を作れるのか。
以下で解説していきます。
利益を意識して働く
企業の目的は「利益を生み出すこと」ですよね。
では利益とは、どのように生み出されるのでしょうか?
売り上げを伸ばし、経費を削減することで、利益が最大化されますよね。
つまり僕たちに求められるのは、社内MVPではなく、多くの売り上げを生み出し、経費を削り、利益を最大化すること。
当たり前のことですが、若い社会人は目の前の仕事をこなすことに必死で、会社の利益を意識できていない人が多いです。
どれだけ素晴らしい実績を残しても、会社に利益をもたらさなければ「趣味」です。
以上を踏まえて、具体的な実績の作り方を解説していきます。
「地味な仕事」に工夫を加える
ステップ2でもお伝えしましたが、企業は「実績」よりも「再現性」を重視しています。
すばらしい実績の持ち主でも、転職後に同じ結果を出せるとは限らないからです。
このため『実績』よりも『何を考えて(思考)どう行動したのか(行動)』を語れる人の方がポイントが高いです。
たとえば僕は工場の管理職をしていたのですが、工場の残業代(経費)が多いことが問題でした。
そこで工場の仕事を1日体験することにしました。
すると『製品の品質を記録した紙を手書きで記入したあと、Excelに転記する』という作業に時間を取られていることが判明。
なので紙の書類を、FAXあるいは複合機でスキャンしたデータを僕のアドレス宛に送信してもらうよう指示。
こうしてムダな書類仕事を1つずつ省いていき、月の残業時間を20時間から10時間にまで削減できました。
『物はいいよう』です。見方を変えれば地味な仕事でも、十分アピール材料になりますよ!
どんな仕事でも実績は作れる
自分はルーティン業務が中心だからアピールできる実績がない…。
このような悩みを抱えている人は多いですが、ルーティンワークからでも実績を作れます。
たとえば経理部の人が、給与明細を紙から電子に切り替えたらこれも立派な実績です。
紙から電子に切り替えることで、人件費と時間が浮き、別の作業にリソースを割くことができれば、会社の利益がアップしますからね。
このように、どんな仕事からでも実績は作れます。
早く実績を積むなら「中小企業」「ベンチャー」「スタートアップ」
早く実績を作りたい人は「中小企業」「ベンチャー」「スタートアップ」で働くといいです。
社員が少なく、ポジションも流動的なので色々な経験ができるからです。
学歴もコネもスキルもない僕が20代で管理職を経験できたのも、中小企業で働いていたからです。
大手企業のような安定感や、福利厚生が充実していない会社も多いですが、実績を積むという点では最高の環境です。
タグを意識して働く
「中小企業」「ベンチャー」「スタートアップ」で働くうえで意識してほしいのが、タグを意識して働くことです。
ここでいうタグとは「#営業職、#管理職、#新規開拓」のように、自分のスキルを一言で表したものを指します。
僕自身、中小企業で4年働いたおかげで#法人営業#採用担当#新規開拓#既存顧客との関係づくりなど、色々なタグを手に入れることができました。
このタグが増えるほど、市場価値も上がっていき、年収も右肩上がりにアップしていきました。
3年働く必要はない
「中小企業」「ベンチャー」「スタートアップ」で働くうえで注意してほしいのが、無理に3年働く必要はないということ。
- 1年で新規事業の立ち上げメンバーに抜擢されたAさん
- とりあえず3年働いたものの、簡単な事務処理しかやってないBさん
どちらが市場価値の高い人材かは、言うまでもありませんよね。
大切なのは勤務年数ではなく、何を「思考」してどのような「行動」をしてきたかです。
まとめ『ナンバーワン』より『オンリーワン』を目指そう!
ステップ4では、転職でアピールできる実績の作り方を解説しました。
本記事の内容を参考にしていただければ、誰でも実績を作ることができます。
大切なのは、社内MVPのような実績ではなく、どこでも通用する「再現性」です。
ステップ1〜4の内容を実践したら、最後に身だしなみを整えていきます。
なんで最後に身だしなみ?と思うかもしれませんが、身だしなみが良くて損することはありません。
たとえば同じレベルの求職者、AさんとBさんがいたとします。
Aさんには清潔感がありますが、Bさんは髪がボサボサ。この場合、企業はAさんに内定を出すでしょう。
というわけで最後の仕上げとして、ステップ5では身だしなみの整え方を解説しました。
それではステップ5でお会いしましょう!
訳あり転職を成功させる5ステップ
- 学歴やスキルのない人が転職を成功させるには?
- ブラック企業を見抜く方法
- 伸びている業界リスト
- 「成果」や「実績」より大切なのは「再現性」
- 大企業出身者に勝つ方法
- 転職エージェントが支援したくなる人の特徴
- 転職エージェントを味方につけるテクニック
- 転職市場で求められる人材になる実績の作り方
- 社内MVPよりも目指すべきもの
- ブサメンの僕が垢抜けた方法